~ひとつ屋根の下~
「さってと、仕事すっかー。」
「兄者ー。今日何だっけ?」
「昨日確認しとけって言ったろーが。」
「あ、あの…私に何かお手伝い出来る事…。」
「奏ちゃんはー…家事お願いしても良いかな。」
「それは勿論やらせて頂きます。」
「助かるよ。部屋もこの有様だから。」
確かに
男の人の部屋って感じ。
物は乱雑に置かれてて
コンビニ弁当の空き箱とか
たくさん散らばってる。
本当に忙しいんだね。
「家事はひと通り出来るので、任せて下さい!」
「うん、頼んだよ。」
「わりーな。」
「とんでもないです!」
「奏、何かあったら必ず相談して。」
「はい、わかりました。」
「しばらく部屋から出て来ないと思うけど
心配しないでね。」
そういうと
彼らはいくつかある
部屋の一つに入って行った。
さてと…
私も掃除始めよう