ある休日に食堂で
「天さん、ずっと聞きたいことがありまして、いいですか？」
ユーゴくん不思議そう顔でこちらを問い始めた
『ん？いいですよ？何が聞きたいですか？』
「天さん、僕とアメリー隊長のこと敬語で話してるけど、何でファルクだけ呼び捨ての上、敬語使わないですか？」
なんだ、そんなことか笑笑
改まって聞きに来るから、なんのことかと思った、、
『そう、、ですね、、何ででしょうね、、ファルクはそういうのめんどくさいと思うじゃん？あと、、言い方とか、、たまにムカつくし、、』
だんだん超えが小さくなっていくのは、自分でも気づいた、、
「天さん？」
『ファルクのことになると、色々と調子狂うんですよ！』
ファルクのことが好きだってことは、何故かみんなに知られたくなくて、適当に誤魔化そうとした
「確かにそうですね、、でもファルクと一緒にいる天さんは、何だかいつも違うような、、」
え？うそ？！そんなにわかりやすかった？！ユーゴくんの反応を見て慌てる私がいた、そんな時
「なになに？珍しいコンビで何の話してる？？？」
いつの間にか近くに来たアメリーが興味津々で口開けた
『え？アメリーさん！いつ来たんですかか？！』
「ついさっきだよん～♪で？何の話？」
「何で天さんはファルクにだけ呼び捨てで、敬語使わない話してます！あと、、ファルクと一緒にいる天さんは、、」
『あ～！！ユーゴくん！そろそろ狼候補の仕事じゃないですか？！ささ～遅刻したら怒られますよ！』
いかにも怪しいと思われる行動を取ってしまった、、
「あ～天さん～押さないでください～わかりました！では、また次の機会でゆっくり聞かせてくださいね！」
怪しまれた、、それはそうだろな、、
「ふむふむ、、そういうことか～♪」
何かを悟ったアメリーはとてもご機嫌の様子だ、、
『な、なんですか？あは、あははは、、』
「隠してもムダ！天ちゃん、クロードくんのことす・き、でしょ～♪」
ｷﾞｸｯ これは白状するしかないか、、
『はぁ、、そうなんですよ、、でも、拒絶されたらどうしよって考えたら、今のままでいいんです、、』
「え？何で拒絶されると思うの？いつも天ちゃんのこと心配してたのに～」
『それは、ファルクが優しすぎるからですよ、、強くなって、二度と大切な人を失いたくないからです、、』
ここに来る前にファルクのエピソードをプレイした私なんだから、、
「二度と？大切な人を失う？」
『あっ！何でもないです！』
「でも、このままずっと言わないつもりなの？そんなの悲しいよ～～！」
『今はこのままでいいんです！』
「そうか、、お姉さんは何時でも相談に乗るよ～～！！」
『アメリーさんありがとうございます～』

「あ～腹減った～～」
遠くからファルクの声が聞こえた
「クロードく～ん～～！！こっちこっち～」
「あぁ？なんだアメリーか、オマエもいるのかー！てかファルクだ！！」
『いちゃ悪いかよ～！』
「まだ何も言ってねーよ、、なーにピリピリしてんだよ」
「クロードくん！天ちゃんをいじめないで！」
「はぁ？してねーよ！」
ファルクの大切な人になれたらいいな、、