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メールの添付にあったように、警視庁かYB倉庫へ向かう為に、旧キラ対策本部から警視庁までの道をワタリの運転する車が走る。
「13時過ぎたけれど、何も連絡無いし、無事爆発は防げたのかな?」
「おそらくはそうでしょう。かなり低い可能性ではありますが、爆発では無い可能性もありますが……」
警視庁まではまだ距離があり、その姿も見えない。けれども、警視庁や官公庁で爆発があれば報道ヘリなどが上空を飛ぶはずだ。特に今日のような日は。
突如鳴り始めた携帯電話の着信音。
ポケットから携帯電話(キラ役となるエルは、携帯電話を持たない方がそれらしいかもしれないという事で、私のスーツのポケットに入れてあった)を取り出して画面表示を見る。
「メロからだけど‥…」
「嫌な予感がします」
着信音が流れ続ける中エルに告げると、渋面のエルが溜息をついて電話を渡すように促す。
「月君である可能性は、79%ね」
エルの手に携帯を渡しながら、エルの口真似をしつつ告げる。
「はい、ワタリです」
『竜崎だろ。その声は。そもそもワタリさんはそんな風に名乗らないぞ?』
スピーカー機能を使っているのか、月君の軽快なツッコミが聞こえて来た。
『報道を見たんだ』
「そうですか、まあ何とかしますのでそちらは親子水入らずの時間を過ごしてください。あ、この機会に海砂さんとの事をきちんとご両親と話し合うと良いと思います」
『そんな事はどうだって良いだろ。今はそっちの事件の事の方が大事だろう! それに父さんも気になるようでテレビやネットの情報拾うのに忙しくて家族団欒どころじゃ無いよ』
まあ、夜神さんらしいと言えばそうかもね。
「起こってしまったものは仕方ありません。元よりDEATH NOTEの存在を各所に報告した時より、このような混乱が起こる可能性は考慮していました。だからこそ日本警察の皆さんの前で焚書にしたのです」
『だが、今回の高齢者をターゲットにしたキラの出現で、DEATH NOTEが他にも存在する若くは、Lによって偽物とすり替えらるている可能性に行き着いた』
「心外です。私はそんな事はしません」
『……』
まあ、その気持ちは分からなくも無いかな、何度もエルに一杯食わされてたからね。
「とりあえず、これから日本警察と情報交換をしようと考えています」
それだけ言うと、夜神君が何か言う前に通話を終わらせて別の番号に電話をかけ始めたエル。
僅か1コールで出た相手が、何も言う前に
「アイスクリーム買いに来てください。
移動販売してます」
エルが告げ終わるのと同時に、ワタリの運転する車は、静かに警視庁の前へと止まった。
「13時過ぎたけれど、何も連絡無いし、無事爆発は防げたのかな?」
「おそらくはそうでしょう。かなり低い可能性ではありますが、爆発では無い可能性もありますが……」
警視庁まではまだ距離があり、その姿も見えない。けれども、警視庁や官公庁で爆発があれば報道ヘリなどが上空を飛ぶはずだ。特に今日のような日は。
突如鳴り始めた携帯電話の着信音。
ポケットから携帯電話(キラ役となるエルは、携帯電話を持たない方がそれらしいかもしれないという事で、私のスーツのポケットに入れてあった)を取り出して画面表示を見る。
「メロからだけど‥…」
「嫌な予感がします」
着信音が流れ続ける中エルに告げると、渋面のエルが溜息をついて電話を渡すように促す。
「月君である可能性は、79%ね」
エルの手に携帯を渡しながら、エルの口真似をしつつ告げる。
「はい、ワタリです」
『竜崎だろ。その声は。そもそもワタリさんはそんな風に名乗らないぞ?』
スピーカー機能を使っているのか、月君の軽快なツッコミが聞こえて来た。
『報道を見たんだ』
「そうですか、まあ何とかしますのでそちらは親子水入らずの時間を過ごしてください。あ、この機会に海砂さんとの事をきちんとご両親と話し合うと良いと思います」
『そんな事はどうだって良いだろ。今はそっちの事件の事の方が大事だろう! それに父さんも気になるようでテレビやネットの情報拾うのに忙しくて家族団欒どころじゃ無いよ』
まあ、夜神さんらしいと言えばそうかもね。
「起こってしまったものは仕方ありません。元よりDEATH NOTEの存在を各所に報告した時より、このような混乱が起こる可能性は考慮していました。だからこそ日本警察の皆さんの前で焚書にしたのです」
『だが、今回の高齢者をターゲットにしたキラの出現で、DEATH NOTEが他にも存在する若くは、Lによって偽物とすり替えらるている可能性に行き着いた』
「心外です。私はそんな事はしません」
『……』
まあ、その気持ちは分からなくも無いかな、何度もエルに一杯食わされてたからね。
「とりあえず、これから日本警察と情報交換をしようと考えています」
それだけ言うと、夜神君が何か言う前に通話を終わらせて別の番号に電話をかけ始めたエル。
僅か1コールで出た相手が、何も言う前に
「アイスクリーム買いに来てください。
移動販売してます」
エルが告げ終わるのと同時に、ワタリの運転する車は、静かに警視庁の前へと止まった。