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[ 今日の2時30分までに要求した物をYB倉庫へ。
その際以下の条件を厳守する様に。
キラの能力については、キラ自身から直接譲渡させろ。
Lについては、顔を隠さずにYB倉庫へ来るよう手配しろ。
なお、Lの本名を2時15分より始まる、さくらTVの報道番組内にて2時30分までに放送させろ。
YB倉庫へは、以下の順路で来るように。
また、YB倉庫半径1キロメートル内への警察官らの侵入を本日の13時より禁止する。
この要求を飲まなければ、人質諸共各施設を爆破する。
これが単なる脅しでないことは13時丁度に理解することになるだろう ]
何故か警視庁からYB倉庫への地図が添付されており、順路が指定されている。
チラリと時間を確認すると既に12時25分。
「これは、犯人達からの要求そのままの文面なの?」
ワタリを振り返ると静かに肯定が返ってきた。
「2時30 2時15分 13時」
エルの指摘に頷く。
「普通統一するよね。実行犯が複数人いて、意見を出し合いながら書いた様な文面だと思う」
「そうですね。少なくとも主犯格が2人以上と言ったところですね」
「時間が無いか…… 警察はなんて?」
「多くの人質になっている人々の為にもLの協力を仰ぎたいと仰ってます」
まあ、そうなるよね。
「良いでしょう、全面協力してさっさと終わらせましょう」
「ワタリ移動の手配を、それからメロとマット、ニアに捜査情報の引き継ぎをしておいて下さい」
「それから黒い表紙のノートの用意もね」
ニッコリと笑ったワタリは何処からともなく黒い表紙の大学ノートと白いインク、ペンをテーブル上に並べる。
「ではワイミーズハウスと、ニアに連絡を入れて参ります」
ワタリの執務室へ通じる通路へと消えていったワタリを見送ってエルと首を傾げた。
「一体いつ用意をしたんでしょう?」
「さあ……HOW TO USEは私が書こうか?」
「お願いします。私、小さい文字を書くのが苦手なので」
そう言えばエル、罫線とか無視して書くよね。いつかは大理石のテーブルに文字を書いていたこともあったし。
「じゃあ、書いちゃうから、少し待ってて。中はどうする? 少しは書き込みしておいた方がいいと思うけど、時間も無いし」
インクにペン先を付けて、ノートの表紙に書き込みを入れる。
流石に本家DEATH NOTEのあの独特な字を再現はできないけれど、それらしい字体で書き込みを入れる。
「中は半分ほど破り捨てたことにしておきましょう」
そう言ってノートに刃を入れて頁を切り取る。
「さて、シキがキラ役を、私がLと名乗ります」
出来上がった偽のDEATH NOTEを私の手に持たせたエルが携帯を片手に何処かへ電話をかけ始めた。
「長官、Lです。犯人からの要求に従うと公表して下さい。それからさくらTVでLの名前を公表するように指示を名前はーー」
エルの手から携帯を奪って続きを告げる。
「リサ リプトンとでも報じてください。綴り?
綴りまでは放送しなくても大丈夫だと思いますよ? 犯人からの要求にそこまで細かく指定はされていませんから。はい、では後は犯人からの要求を警察も守って頂ければ結構です」
その際以下の条件を厳守する様に。
キラの能力については、キラ自身から直接譲渡させろ。
Lについては、顔を隠さずにYB倉庫へ来るよう手配しろ。
なお、Lの本名を2時15分より始まる、さくらTVの報道番組内にて2時30分までに放送させろ。
YB倉庫へは、以下の順路で来るように。
また、YB倉庫半径1キロメートル内への警察官らの侵入を本日の13時より禁止する。
この要求を飲まなければ、人質諸共各施設を爆破する。
これが単なる脅しでないことは13時丁度に理解することになるだろう ]
何故か警視庁からYB倉庫への地図が添付されており、順路が指定されている。
チラリと時間を確認すると既に12時25分。
「これは、犯人達からの要求そのままの文面なの?」
ワタリを振り返ると静かに肯定が返ってきた。
「2時30 2時15分 13時」
エルの指摘に頷く。
「普通統一するよね。実行犯が複数人いて、意見を出し合いながら書いた様な文面だと思う」
「そうですね。少なくとも主犯格が2人以上と言ったところですね」
「時間が無いか…… 警察はなんて?」
「多くの人質になっている人々の為にもLの協力を仰ぎたいと仰ってます」
まあ、そうなるよね。
「良いでしょう、全面協力してさっさと終わらせましょう」
「ワタリ移動の手配を、それからメロとマット、ニアに捜査情報の引き継ぎをしておいて下さい」
「それから黒い表紙のノートの用意もね」
ニッコリと笑ったワタリは何処からともなく黒い表紙の大学ノートと白いインク、ペンをテーブル上に並べる。
「ではワイミーズハウスと、ニアに連絡を入れて参ります」
ワタリの執務室へ通じる通路へと消えていったワタリを見送ってエルと首を傾げた。
「一体いつ用意をしたんでしょう?」
「さあ……HOW TO USEは私が書こうか?」
「お願いします。私、小さい文字を書くのが苦手なので」
そう言えばエル、罫線とか無視して書くよね。いつかは大理石のテーブルに文字を書いていたこともあったし。
「じゃあ、書いちゃうから、少し待ってて。中はどうする? 少しは書き込みしておいた方がいいと思うけど、時間も無いし」
インクにペン先を付けて、ノートの表紙に書き込みを入れる。
流石に本家DEATH NOTEのあの独特な字を再現はできないけれど、それらしい字体で書き込みを入れる。
「中は半分ほど破り捨てたことにしておきましょう」
そう言ってノートに刃を入れて頁を切り取る。
「さて、シキがキラ役を、私がLと名乗ります」
出来上がった偽のDEATH NOTEを私の手に持たせたエルが携帯を片手に何処かへ電話をかけ始めた。
「長官、Lです。犯人からの要求に従うと公表して下さい。それからさくらTVでLの名前を公表するように指示を名前はーー」
エルの手から携帯を奪って続きを告げる。
「リサ リプトンとでも報じてください。綴り?
綴りまでは放送しなくても大丈夫だと思いますよ? 犯人からの要求にそこまで細かく指定はされていませんから。はい、では後は犯人からの要求を警察も守って頂ければ結構です」