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朝食後、海砂さんがリビングに運び込んでいたコスメBOXでオパールが、化粧を施してもらっている。
「シキちゃんもやろうよ! ミサ一度でいいからシキちゃんにメイクしたいと思ってたんだ」
何故かエルとオパールに押し出されて海砂さんにメイクを施してもらう事になった。
その間にエルと子供たちの間で旅行先が決まった様だ。
昨夜はワイミーズハウスに戻っていたワタリが海砂さんを迎えに来る。
「ニアがLに相談が有ると言っています。旅行に出る前にハウスに顔を出してあげて下さい」
ワタリの言葉に顔を見合わせて結局全員でハウスへむかう。
先頭を駆けてゆく子供たちと、その後を追いかける海砂さん、そしてそれを見守るように夜神君とワタリが続く。
それから少し距離を置いて、私とエルが後を追う。
「日本からの依頼の件でしょう。ワタリが断りの連絡を入れたはずなんですがね」
「ニアの事だから何か見つけたのかもね」
「でしょうね」
先にハウスの門に着いているオパールとオニキスが金髪の青年に飛びついている。
メロが門で待っていてくれたようだ。
「海砂さん、彼がメロ。海砂さんが滞在中の事を頼んであるから困ったことがあったら言って? あと、もう1人マットと言う子もいるんだけど、マットは目立つ赤毛だからすぐ分かると思う」
前の集団が門で足止めしている間に追いついて海砂さんに紹介する。
ふうん、とメロを眺め回した海砂さんはボソリと「目付き悪くなければそれなりにカワイイのに」などと言っている。幸いメロは子供たちと話をしていて聞いていなかった様だ。
「それ、メロには言わない方が良いよ」
私の言葉に訝しげに此方を振り返ったメロが、顔を赤くする。
「なーに? ミサに見惚れた? ……ワケじゃ無さそうね。んふ、でも今日のシキちゃんはミサの自信作でーす!」
海砂さんは戯けたように言うと、夜神君を促して荷物を運び入れてもらう為、建物の中へ入っていった。
何となく門のところに取り残された私達は、2人と後を追ったワタリの姿が見えなくなったのを確認して顔を見合わせた。
「ニアに呼び出されたんだろ。俺も話がある……多分ニアと同じ事についてだ」
思い切ったように告げたメロが此方を伺う。目つきが悪いせいで睨んでいるように見えるけど、じっと此方の反応を気にしているようだ。多分ニアに出遅れたと思っているのかもしれない。
「良いでしょう。オパールニアを呼んできてください。オニキスはエフを。私の部屋で話をしましょう」
「シキちゃんもやろうよ! ミサ一度でいいからシキちゃんにメイクしたいと思ってたんだ」
何故かエルとオパールに押し出されて海砂さんにメイクを施してもらう事になった。
その間にエルと子供たちの間で旅行先が決まった様だ。
昨夜はワイミーズハウスに戻っていたワタリが海砂さんを迎えに来る。
「ニアがLに相談が有ると言っています。旅行に出る前にハウスに顔を出してあげて下さい」
ワタリの言葉に顔を見合わせて結局全員でハウスへむかう。
先頭を駆けてゆく子供たちと、その後を追いかける海砂さん、そしてそれを見守るように夜神君とワタリが続く。
それから少し距離を置いて、私とエルが後を追う。
「日本からの依頼の件でしょう。ワタリが断りの連絡を入れたはずなんですがね」
「ニアの事だから何か見つけたのかもね」
「でしょうね」
先にハウスの門に着いているオパールとオニキスが金髪の青年に飛びついている。
メロが門で待っていてくれたようだ。
「海砂さん、彼がメロ。海砂さんが滞在中の事を頼んであるから困ったことがあったら言って? あと、もう1人マットと言う子もいるんだけど、マットは目立つ赤毛だからすぐ分かると思う」
前の集団が門で足止めしている間に追いついて海砂さんに紹介する。
ふうん、とメロを眺め回した海砂さんはボソリと「目付き悪くなければそれなりにカワイイのに」などと言っている。幸いメロは子供たちと話をしていて聞いていなかった様だ。
「それ、メロには言わない方が良いよ」
私の言葉に訝しげに此方を振り返ったメロが、顔を赤くする。
「なーに? ミサに見惚れた? ……ワケじゃ無さそうね。んふ、でも今日のシキちゃんはミサの自信作でーす!」
海砂さんは戯けたように言うと、夜神君を促して荷物を運び入れてもらう為、建物の中へ入っていった。
何となく門のところに取り残された私達は、2人と後を追ったワタリの姿が見えなくなったのを確認して顔を見合わせた。
「ニアに呼び出されたんだろ。俺も話がある……多分ニアと同じ事についてだ」
思い切ったように告げたメロが此方を伺う。目つきが悪いせいで睨んでいるように見えるけど、じっと此方の反応を気にしているようだ。多分ニアに出遅れたと思っているのかもしれない。
「良いでしょう。オパールニアを呼んできてください。オニキスはエフを。私の部屋で話をしましょう」