桜
あなたのお名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
昏倒したままの夜神月を別室に閉じ込め、松田さん、模木さん、相沢さんが、事態をどう収集するか話し合っている。
夜神さんは初め、息子をキラとして警察に突き出すと言っていたけれど、3人とエルに止められて、今は長椅子の片隅で幾つも老け込んだ様にぐったりと座っている。
「だからもう、キラは火口だった。第二のキラはミサミサだったけど、キラに操られて居て本心からの行動ではなかった。凶器のノートは確保したけど、死神が、死神界へ持ち帰ってもう手元には無い! これで良いじゃ無いですか!」
熱弁を振るう松田さん。相沢さんと模木さんは渋い顔をしているが、意外にもエルは頷いた。
「その手でいきましょう」
私は、ワイミーズハウスの面々に全てが終わった事を告げ近いうちに一度そちらに顔を出すと約束をして通信を切る。アイバーとウェディにも撤収を告げた。
南空ナオミは、ポケットから取り出したレイ・ペンバーの写真を眺めている。
「因みに、間木さんは、キラの処遇について何か要望がある?」
声をかけると写真を大切そうに仕舞って、首を傾げる。
「二度と、キラとして復活しない様に、厳しく監督して貰えればそれで良いわ。どうしても死刑にしてほしいとか、そう言う事はもう思ってないもの。でも、そうね自分がキラだった事を自覚して後悔しながら生きてほしい」
前を向いた南空ナオミの顔はスッキリと晴れやかだった。
「キラの自白は証拠の一つとして録画しています。キラとしての記憶を失った夜神月に見せると約束します。それともしFBI捜査官に戻る予定なら口利きも出来ます。また何か別の仕事を始める様なら支援も可能です」
エルが提示した今後に苦笑した南空ナオミは、ゆっくり考えると言って、捜査本部を出て行った。
その姿を立ち上がった夜神さんが深々とお辞儀をして見送っている。
「各所への報告は松田さんの言った方針でいきましょう。相沢さん、一応今日の月君の自白のデータをお渡ししますが、くれぐれも取り扱いに注意して下さい。夜神月の処遇については、後は皆さんにお任せしようと思いますが、間木さんに約束した手前、必要ならば手を貸します。絶対逃げ出せない島に一生幽閉とかも出来ますので、検討してみて下さい」
細々とこれからの事を取り決めて、本部を解体してゆくエル。
「慌ただしくて申し訳ありませんが、皆さん今日中にここをお引き取り下さい。私たちもあまり時間が有りませんので。では、皆さんありがとうございました」
夜神さんは初め、息子をキラとして警察に突き出すと言っていたけれど、3人とエルに止められて、今は長椅子の片隅で幾つも老け込んだ様にぐったりと座っている。
「だからもう、キラは火口だった。第二のキラはミサミサだったけど、キラに操られて居て本心からの行動ではなかった。凶器のノートは確保したけど、死神が、死神界へ持ち帰ってもう手元には無い! これで良いじゃ無いですか!」
熱弁を振るう松田さん。相沢さんと模木さんは渋い顔をしているが、意外にもエルは頷いた。
「その手でいきましょう」
私は、ワイミーズハウスの面々に全てが終わった事を告げ近いうちに一度そちらに顔を出すと約束をして通信を切る。アイバーとウェディにも撤収を告げた。
南空ナオミは、ポケットから取り出したレイ・ペンバーの写真を眺めている。
「因みに、間木さんは、キラの処遇について何か要望がある?」
声をかけると写真を大切そうに仕舞って、首を傾げる。
「二度と、キラとして復活しない様に、厳しく監督して貰えればそれで良いわ。どうしても死刑にしてほしいとか、そう言う事はもう思ってないもの。でも、そうね自分がキラだった事を自覚して後悔しながら生きてほしい」
前を向いた南空ナオミの顔はスッキリと晴れやかだった。
「キラの自白は証拠の一つとして録画しています。キラとしての記憶を失った夜神月に見せると約束します。それともしFBI捜査官に戻る予定なら口利きも出来ます。また何か別の仕事を始める様なら支援も可能です」
エルが提示した今後に苦笑した南空ナオミは、ゆっくり考えると言って、捜査本部を出て行った。
その姿を立ち上がった夜神さんが深々とお辞儀をして見送っている。
「各所への報告は松田さんの言った方針でいきましょう。相沢さん、一応今日の月君の自白のデータをお渡ししますが、くれぐれも取り扱いに注意して下さい。夜神月の処遇については、後は皆さんにお任せしようと思いますが、間木さんに約束した手前、必要ならば手を貸します。絶対逃げ出せない島に一生幽閉とかも出来ますので、検討してみて下さい」
細々とこれからの事を取り決めて、本部を解体してゆくエル。
「慌ただしくて申し訳ありませんが、皆さん今日中にここをお引き取り下さい。私たちもあまり時間が有りませんので。では、皆さんありがとうございました」