桜
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とりあえず、明日このノートを鑑識に持ち込み調べてもらう。その間は弥海砂は本部は留め置く。
あまりに簡単に(このノートの事を全く疑いもせずに)解放してしまっては、夜神月に気付かれてしまうからだ。
鑑識結果を待って、弥海砂を解放する。
何の変哲も無いノートという結果にはならない筈だ。触るだけで死神を認識できるノートなのだから。
「それで、シキの指示で弥海砂の尾行及び観察をさせる。おそらく、もう一冊のノートを手に入れに動くでしょう。そこを、三人で押さえてもらいます」
「出来るならノートを手にする前に、押さえたいけれどこれは3人次第かな。弥海砂は顔だけで人を殺せる第二のキラ、顔を隠すものを持って尾行するのも大変だけれど……」
「いえ、念には念を入れて動いてもらった方がいいでしょう」
「うん、後は夜神月を追い詰めるだけなんだけどね……死神は不確定要素だよね……」
「それはあのレムとか言う死神が夜神月の味方であると言う意味ですか」
ワタリの問いに、エルと2人沈黙する。
「だとしたら私はもう殺されている可能性が高いです。なので味方ではないのでしょう。が、全く無視できる存在でも無いでしょう。現に、この13日ルールは嘘です。しかしながら、このルールを書いたものは同じ筆跡の様ですし、同じ筆記用具を使用しているように思えます。……つまり、死神はキラに協力しているとも考えられる」
出来るなら不確定要素を従えたまま、夜神月を捕らえる様な事は避けたい。
死神なら、第二のキラと同等、もしくはそれ以上の力を持っていると考えられる。今エルが生きているのは死神の事情によるものか、気まぐれか、はたまたキラの思惑か……
「出来ればあのレムという死神を排除した上で進めたいけれど……銃弾も通り抜けていったし……」
「シキ、まさかあの死神をどうこうしようと考えていますか?」
「うん……エルとワタリの安全の為にはそれが一番だと思うけど?」
ドーナツを食べ終わったエルとティーカップをソーサーに戻したワタリが、顔を見合わせる。
「それはまた、果敢ですね」
「流石に無謀ですよシキ」
と言ってもね、こちらも残った時間が少ないのだから仕方がない。
鑑識で1日から2日、弥海砂を解放してすぐに彼女が動いたとしても、その頃私は生きているかーー?
……DEATHNOTEで操れる死の時間は23日間
「鑑識から戻ったノートは常にエルか私の目の届くところへ」
あまりに簡単に(このノートの事を全く疑いもせずに)解放してしまっては、夜神月に気付かれてしまうからだ。
鑑識結果を待って、弥海砂を解放する。
何の変哲も無いノートという結果にはならない筈だ。触るだけで死神を認識できるノートなのだから。
「それで、シキの指示で弥海砂の尾行及び観察をさせる。おそらく、もう一冊のノートを手に入れに動くでしょう。そこを、三人で押さえてもらいます」
「出来るならノートを手にする前に、押さえたいけれどこれは3人次第かな。弥海砂は顔だけで人を殺せる第二のキラ、顔を隠すものを持って尾行するのも大変だけれど……」
「いえ、念には念を入れて動いてもらった方がいいでしょう」
「うん、後は夜神月を追い詰めるだけなんだけどね……死神は不確定要素だよね……」
「それはあのレムとか言う死神が夜神月の味方であると言う意味ですか」
ワタリの問いに、エルと2人沈黙する。
「だとしたら私はもう殺されている可能性が高いです。なので味方ではないのでしょう。が、全く無視できる存在でも無いでしょう。現に、この13日ルールは嘘です。しかしながら、このルールを書いたものは同じ筆跡の様ですし、同じ筆記用具を使用しているように思えます。……つまり、死神はキラに協力しているとも考えられる」
出来るなら不確定要素を従えたまま、夜神月を捕らえる様な事は避けたい。
死神なら、第二のキラと同等、もしくはそれ以上の力を持っていると考えられる。今エルが生きているのは死神の事情によるものか、気まぐれか、はたまたキラの思惑か……
「出来ればあのレムという死神を排除した上で進めたいけれど……銃弾も通り抜けていったし……」
「シキ、まさかあの死神をどうこうしようと考えていますか?」
「うん……エルとワタリの安全の為にはそれが一番だと思うけど?」
ドーナツを食べ終わったエルとティーカップをソーサーに戻したワタリが、顔を見合わせる。
「それはまた、果敢ですね」
「流石に無謀ですよシキ」
と言ってもね、こちらも残った時間が少ないのだから仕方がない。
鑑識で1日から2日、弥海砂を解放してすぐに彼女が動いたとしても、その頃私は生きているかーー?
……DEATHNOTEで操れる死の時間は23日間
「鑑識から戻ったノートは常にエルか私の目の届くところへ」