おじちゃんが泣くから私もギャン泣きした。
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数ヶ月後、ダダンの家にもう1人子供がやってきた。
ガープに担がれてやって来たその子供は、ルフィと言うらしい。
目がクリクリしてて、元気ハツラツで、よく走り回る子供である。
可愛いからすぐに好きになった。「ルフィ好きだ〜!!」と言うと、「おう!!俺もだ!!」と返してくるので、エースとの差に泣けてきた。ちなみにエースがちょっぴり寂しそうな顔をしていたのは内緒である。心の中で発狂した。
ガープの独り言で聞いたのだが、ルフィはあの革命家ドラゴンの息子だと聞く。
ドラゴンのことは新聞で見るので知っていた。
ダダンには迷惑かもしれないが、こりゃあ成長したらどんな親孝行が待っていることか……。
楽しみにしとけよ、ダダン。
そう思ってると、ダダンが「いま寒気が……!!」と悲鳴をあげた。
おいこらダダン。
ああ、そういえば。
たまにエースが連れてくるサボという男の子にも出会った。
その男の子は身なりがきちんとしていて、なんとなく貴族の子なんだろうと悟った。だけど家のことは何も話したがらないし、話したくないのだろう。
なんとなくの気持ちで私はサボとエースとルフィの頭を撫でた。
するとルフィは気持ちよさそうにし、エースは「触んな!!」と耳を赤くして怒鳴り、サボは泣きそうになってた。
3種3様、面白い。
ケラケラと笑う私を、3人は異口同音に「笑うな!!!」とプンスカと怒ってきたのであった。