消えたいのだが探偵たちが許してくれない
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「な、なんの事かなぁ……お姉ちゃん」と、冷や汗をかきながら私たちの前に出てくる名探偵に私は口角が上がってしまった。
明美さんは「聞かれてた……!?」と至極驚いているみたいだけど、生憎と私は誰かに自分の計画を聞かせるほど優しくはない。
つまり、私は(ruby:端:はな)から気づいてたのだ。名探偵の存在に。
私はハンカチを見せながら『BLACK』と言っただけで、肝心な『黒の組織』のことは一切話していないのだから。
さらに言うと、名探偵が入店してきたのはつい先程。
それ以外は全てメモ帳での筆談。
筆談は机の上で行っている。
入口からやってきた名探偵君は、遠目から見て、私たちが筆談をやっていることが分かっても、身長差がある為に近くに近づいたら小さな名探偵からは絶対に見えないはずだ。
……鏡でもない限りね。
だがしかし店内には鏡なんてものはトイレ以外には存在しない。
つまり何を話していたかは、名探偵くんは一切分からないのである。
だからこそ不思議に思えて、近づいてきたのだろう。
ちなみにコナン君には毛利小五郎と共に、10億円を持って行ってしまった裏切り者の捜索をして貰う。
原作通り、広田さんの『お父さん探し』としてね。
そして明美さんにやってもらう事は____。