消えたいのだが探偵たちが許してくれない
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原作にある広田雅美とは、私がトリップする前____先日起こったであろう、10億円強奪事件の犯人である3人の中の1人である。
なぜ10億円強奪することになったかは、妹の志保ちゃんを守るために「10億円を強奪してこい」と黒の組織から言われたからだ。
そうして10億円を強奪してみせたが……、そのうちの仲間1人が裏切ってしまい、10億円を盗まれてしまった。
なので、その裏切り者を今、もう1人の仲間と共に広田さんは必死に探している_______というのが、ここまでの話である。
もちろん全く同じ話を広田雅美本人からも話された。
ちなみに口頭では、誰が聞いているのか分からないので話していない。
全て携帯でメモ帳を開き、文章を打ち込んでのやり取りである。
メールは痕跡が残ってしまうために送ってはいない。
1部では、メールの下書きを共有して痕跡無く書く方法があるらしいが、私はスマホで、広田さんはガラケーである為に、その方法は頭から消し去った。
ちなみに原作通りに進むと、その10億円を持ち去った裏切り者は……父探しだと騙されている毛利小五郎(もといコナン君)によって、無事に広田さん達に見つかって、絞首に合うことになっている。
裏切り者を殺すのは広田さんではなくもう1人の強盗犯だけどね。
さらに言うと、その強盗犯も広田さんが青酸カリで殺してしまう。(睡眠薬だと思って飲ませた薬が実は青酸カリだった)
つまり事実上の3人の仲間割れ。
広田さん以外の強盗犯は死ぬのだ。
そして最後の広田さんも……ジンによって呼び出され、撃たれてしまう。
だが、私は私以外が死ぬのはあまり気持ちが良くない。
ふむ……。
私は、電子メモ帳にてポチポチと打ち込んでみせた。
『10億円は私が取り返しましょう。そして____ジンに会うのは私がやりましょう』と。
私は微笑んだ。
もちろん広田さんを助けられるから笑ったのではない。
_____ジンなら1発で殺してくれそうだ。
そう思ったからである。