消えたいのだが探偵たちが許してくれない
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人間はずっと同じことを考えてはいられない。
だから自分が消えても、親と友達は3日で元に戻るだろう。
……なんて罰当たりなことを考えてたのが悪かったらしい。
ポアロ、と大きく書かれた看板をボケーッとして見る。
そのポアロの上には毛利探偵事務所と書いてあった。
そして私の前には、毛利探偵事務所に入ろうか迷っている女性が1人。
……恐らく、これから毛利小五郎の依頼人となる人だろう。
事件の匂いがするところに殺人あり。
……なんて言うだろう?
他人事のように消えれそうな気がする。
だから私は笑顔を貼り付けて、その女性に声をかけた。
「お困りですか? 私、毛利小五郎の助手でして、ハルと申します」
その女性の名前は、幸運なことに広田雅美と言った。
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ハル
20歳は超えてる。
原作知識は偏ってる。
ボスの名前しってる。お酒?ああ楽しいよね。
自分には何も価値が無いと思ってる。