まさか本物になるとは思わないじゃない
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黒龍は下から飛んでくる鉄砲や、マグマや氷、光線などをものともせずに真っ直ぐに白ひげの方へと飛んでいく。大砲だけは何故か避けていた。
そうしてバサりと羽を瞬かせて降り立ったのは、白ひげであるニューゲートの手前。黒龍は、そっと手の中に居た火拳のエースを差し出した。まるでトトロとは誰かが言ったものである。
「グラララ……息子が世話んなったな」
《我は落し物を届けたのみ……》
そうして黒龍は______なぜかまた処刑台の所へと戻ると一息つく。
そして全世界放送へと言い放った。
《我はミラボレアス!!!本物の天竜人なり!!!》
《我を倒した者に、我は従おう
《それと最近、我の同族を騙る天竜人が居ると聞くが……》
《世間はどちらが本物だと思うか?》
黒龍はそう言い放つと、三大将の攻撃を避けながら上空へと飛び立つ。海しかないどこかへと行ってしまった。
後日、新聞一面に黒龍……ミラボレアスが映ったのは言うまでもない。