海賊の世界で彷徨う彼の名は鬼丸国綱
気がつくとそこは船の上だった。いやなんでだとツッコミをする。
『……ここは何処だ。』
仲間たちは何処だと探すが見当たらない。ここは何処だか分からないので…取り敢えず島へと向かう。その島には孤児が多かった。
『待ってろお前たち。』
粟田口派の短刀たちをつい思い浮かべて放置出来ない彼はどういう訳か財宝を見つけお金へと変え国に寄付した。国民の為に使って欲しいと言う条件付きで。するとどうだろう国王は涙を流した。国民も涙を流していた。鬼丸国綱は首を傾げる。お礼は何がいいかと聞かれたので孤児院を建て欲しいと願うとまた国王が涙を流した。聞いた話によると海賊に奪われたとのこと。ムカついたのでその海賊をひっ捕らえ渡したら感謝された。その賞金は貰わず自分たちで使えと言ったら受け取って欲しいと土下座されたので渋々受け取った。
『(こんな大金どうしろと…少しだけでいいのに…)』
次の島に行き孤児院へ寄付残ったお金で飯でも食おうと歩いていた時のこと。海賊がまた暴れていたのでとっ捕まえた。
「お前凄いな!」
現れたのはそう海賊王になる前のゴール・D・ロジャーであった。
『いやこいつらが弱かっただけだ。』
「俺の船に乗らないか?!」
『いや遠慮しておく探してる奴がいるんだ。』
「別に俺の船に乗っても問題はないだろう。」
『お前は海賊だろうが。』
「ハハ!そうだな!」
『…俺は旅人だ。』
「お前の噂良く聞いてる…優しいなお前は。」
『優しくなどない。』
「酒飲めるか?」
『飲める。』
「一緒に飲もうぜ!」
『まあ飲むくらいなら。』
ロジャーの船に乗り酒を飲もうとしたがやめた。何故なら船には子供2人がいたからだ。
『何故子供がいる。』
「シャンクスとバギー言うんだ。」
『話を聞け。』
「誰だお前。」
『……あー国綱。』
「クニツナって変わった名前だな。」
「ワノ国出身か?」
『似たような所から来た。』
「なぁ!俺たち強くなりたいんだ!」
『…ほぉ。』
この時シャンクスとバギーは後悔する事となる。鬼丸国綱の訓練は厳しいものだった。
「ひー。」
「しんど!手加減しろよ!」
『教えろと言ったからだが?』
「そうだった!」
「この調子だと強くなるなぁ。」
「その前に死にそうだがな。」
『よし。水分補給はしっかりしろ。』
「水が美味い。」
「水が如何に有難いか分かった気がする。」
『悟りを開いてるな。』
「お前が言うか?」
『……ここは何処だ。』
仲間たちは何処だと探すが見当たらない。ここは何処だか分からないので…取り敢えず島へと向かう。その島には孤児が多かった。
『待ってろお前たち。』
粟田口派の短刀たちをつい思い浮かべて放置出来ない彼はどういう訳か財宝を見つけお金へと変え国に寄付した。国民の為に使って欲しいと言う条件付きで。するとどうだろう国王は涙を流した。国民も涙を流していた。鬼丸国綱は首を傾げる。お礼は何がいいかと聞かれたので孤児院を建て欲しいと願うとまた国王が涙を流した。聞いた話によると海賊に奪われたとのこと。ムカついたのでその海賊をひっ捕らえ渡したら感謝された。その賞金は貰わず自分たちで使えと言ったら受け取って欲しいと土下座されたので渋々受け取った。
『(こんな大金どうしろと…少しだけでいいのに…)』
次の島に行き孤児院へ寄付残ったお金で飯でも食おうと歩いていた時のこと。海賊がまた暴れていたのでとっ捕まえた。
「お前凄いな!」
現れたのはそう海賊王になる前のゴール・D・ロジャーであった。
『いやこいつらが弱かっただけだ。』
「俺の船に乗らないか?!」
『いや遠慮しておく探してる奴がいるんだ。』
「別に俺の船に乗っても問題はないだろう。」
『お前は海賊だろうが。』
「ハハ!そうだな!」
『…俺は旅人だ。』
「お前の噂良く聞いてる…優しいなお前は。」
『優しくなどない。』
「酒飲めるか?」
『飲める。』
「一緒に飲もうぜ!」
『まあ飲むくらいなら。』
ロジャーの船に乗り酒を飲もうとしたがやめた。何故なら船には子供2人がいたからだ。
『何故子供がいる。』
「シャンクスとバギー言うんだ。」
『話を聞け。』
「誰だお前。」
『……あー国綱。』
「クニツナって変わった名前だな。」
「ワノ国出身か?」
『似たような所から来た。』
「なぁ!俺たち強くなりたいんだ!」
『…ほぉ。』
この時シャンクスとバギーは後悔する事となる。鬼丸国綱の訓練は厳しいものだった。
「ひー。」
「しんど!手加減しろよ!」
『教えろと言ったからだが?』
「そうだった!」
「この調子だと強くなるなぁ。」
「その前に死にそうだがな。」
『よし。水分補給はしっかりしろ。』
「水が美味い。」
「水が如何に有難いか分かった気がする。」
『悟りを開いてるな。』
「お前が言うか?」