「子供増えたな。」
『……守るべき命だからだ。』
「モナカは子供大好きだからな。」
「ウター！勝負だ！」
「上等！」
「ウタちゃん！無茶は！」
『ロシナンテ、ウタは真剣勝負しようとしている止めるな。』
「ウター！頑張れ！」
「兄たち！見ててね！」
「……あの子ウタって言うのかいい名前だ。」
『自慢の娘だ。取るなよ？』
「取らない取らない。」
「私の勝ちー！」
「狡い！」
『ルフィの負けか。』
「モナカ！勝負だ！」
『俺に勝負？生意気なガキめ。』
「お父さんに勝てるわけないじゃん！」
「勝つー！」
「私に勝ってからにしなよ！」
『勝負方法は？』
「大食い対決！」
『俺に勝てるとでも？』
「うわっ出たモナカの負けず嫌い！」
『シャンクスお前だって。』
「わーわーー！！」
「シャンクス？シャンクスと戦ったことあるのか？！」
『俺が勝ってばかりだったがな。シャンクス大食い対決するから奢れ。ルフィの分もだ。』
「お前はー！」
「頭負け続けたってことかなにやってんだ。」
「仕方ないだろ！あの頃は若かったんだ！」
「お父さん頑張れー！」
「親父程々になー。」
『子供たちに応援されたからには負ける訳にはいかない。』
「負けねぇ！」
「よーいスタート！」
「モグモグ！」
『ルフィ、メロンソーダだ。』
「おっサンキュー！」
『ご馳走様。』
「あーーー！！」
『俺の勝ち将来奢れよ。』
「だから言ったじゃん。」
「くそー！」
「つーかその手俺の時にもやったよな？！」
「頭そんな手で負けたんですかい。」
「い、いやあの…」
『ガキの頃の話だ気にするな。』
「滅茶苦茶気になるんだけど？！」
「お前ら掘り返すなよー！」
『まあ賑やかな奴らだ。悪い奴らではない。』
「噂は噂だな。」
「噂とは違ういい教訓になった。」
『サトルとローは偉いな。』
「照れる。」
「照れるからやめてくれ。」
『可愛いなうちの子。』
「デレッデレだ。」
『ルフィに子供が出来たら分かる。』
「もう少し先になりそうだがな。」
『子供の成長は早いぞシャンクス。』
「俺たちが接触してるって海軍にバレたらやばいな。」
『やばいどころじゃない。』
「何の話？」
『何でもないさウタ。』
「お父さん私大人になるんだよ！」
『それは楽しみだな。』
「あの鬼人とは思えないな。」
『シャンクス嫌味か？』
「嫌味じゃないさ…お前は凄い。ナワバリにしてる各島々に孤児院作って戦争で孤児になった子供たちを救っている。」
『救えなかった子供もいる。』
「だが救った人達は多い。」
『……』
「お前はいい父親になる。」
『…そういうものか。』
「誇っていいと思うんだがなぁ。もっと自信持て！」
『…少しは自信を持つようにするさ。』
「その意気だ！」