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学園生活〜1年生編〜

「鬼丸〜。暇〜。」
『しっかり受けろ。見ろカタクリは真面目に受けているぞ。』
「……」
「うわっ文字びっしり。」
『細かいな。』
「ありとあらゆる分野において完璧でなければならない。」
『しっかりし過ぎだ。』
「僕の作ったホラーゲームやる?」
「あれは度が過ぎる。オニマルがこの間パソコン斬ったこと忘れたか。」
「僕の目標は全世界を驚かせること。」
『……まだ作る気か?』
「作る〜。」
「そこ、喋ってないで真面目に受けろ。」
『怒られたじゃないか。』
「気にしない気にしない。」
「糖分が欲しい。」
『クッキーで我慢しろ。』
「ドーナツ。」
『作るから待て。』
「あっ僕もなにか作ってよ〜。」
『お前は自分で作れ。』

お昼頃、五条悟、鬼丸国綱、シャーロット・カタクリの3人は植物園に来ていた

『ドーナツだ。』
「ふむ。相変わらず素晴らしい出来だ。」
「クッキー美味っ。」
『お前らに満足してもらう為に色々工夫した結果だが?』
「俺にもクッキーくれ。」
『お前誰。』
「レオナ・キングスカラー。これ美味っ。」
『(噂の獣人属か。)』
「お前料理人か?」
『断じて違う。』
「僕ら専属だから上げないよ?」
「喧嘩なら買う。」
『お前ら血の気が多い!』
「お前らが噂の問題児か。」
『待て何故俺も見る。』
「お前も暴れてるからだが?」
『あれは…不本意で…』
「いい加減認めればいいのに。」
「あれはあいつらが悪い。オニマルがユニーク魔法を使えないからって悪くいいやがって。」
「そりゃあそいつらが悪い。」
『レオナ…だったか?俺たちになにかようか?』
「まあ色々とな。」
「レオナだっけ?僕の作ったゲームやらない?」
「お前の作ったゲームはシャレにならん!!」
『ポテチでも食って待ってろ。』
「ぶー。」
「何のゲームだ。」
『やめた方がいい。』
「鬼丸ゲームやってよ。今度のは自信作!」
『ジャンル。』
「ホラゲー。」
『お前…お前!』
「お前の作ったホラゲーはきついからやめた方がいい。」
「興味湧いたオレにも見せろ。」
「正気か?」
『体調不良になる可能性が出るぞいいのか。』
「ふんその程度でオレが。」
『後悔しても知らないからな。』
「なにがだ。」
『念の為に胃薬買っておくか。』
「そうだな。後頭痛薬も。」
「そこまで。」
『水も用意しておく気分が悪くなったら言え。』
「……そんなにか。」
『ああ。』
「実際配信して体調不良になった奴らが多い。」
「は?」
『見ればわかる。』

レオナ・キングスカラーは後悔する事となる。ああ…忠告聞いておけば良かったと。

「僕らの部屋にようこそ!」
「これか?」
「あっ配信するから待ってて。ハローみんなの大好きな目隠れだよ〜。」
「紫だ。」
『銀だ。』
「偽名?」
『身バレすると困るだろ?』
「なるほど。」
「あっ銀の隣にいるのチェスね。」
「……チェスって俺か。」
『まあ身バレ防止と考えればいいんじゃないか。考えたの多分適当だと思う。』
「いやチェス得意だ。よく分かったな。」
「当たってた?ラッキー。」
「ゲームは?」
「僕の作ったホラゲーだよ。」
『おい視聴者逃げるなら今だ。』
「そんなにか。」
『まあ画面を見てもらえば分かる。』
「」
「絶句するだろ。目隠れが考えたゲームはえげつないと。」
「ねぇなんで僕へのコメントが人の心とかないのって…」
『自業自得という言葉を知ってるか?』
「完全無欠という言葉なら僕の辞書に乗ってるよ。」
『頼むから真面目にやれ。』
「ゲーム始めるが…チェス大丈夫か?」
「ふ…俺を舐めるな。」
「(後で頭痛薬やるか)ゲームスタート。」

この日の晩レオナ・キングスカラーは眠れなくなったそうな。

「おい眠れなくなったどうしてくれる。」
『あれ程忠告をしたというのに。』
「あれ優しいレベルじゃん。」
「何処がだ。」
「続きが気になる。」
『そう来たか。』

レオナ・キングスカラーは毎日通うようになっていたそうな。
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