第4章 故郷
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扉に手を付けると、力を込める。
「うーんーーッ!アル!ちゃんと力入れろよッ!!」
「やってるーーよッ!!」
数分後
「ふー・・ダメだぁ・・」
「くそっ!この扉、2人がかりでも、ビクともしないな。この先には、一体何があるってんだ」
悔し紛れに機械鎧で扉を殴ると、ガンッと音が洞窟内に響いた。
「ウィンリィに怒られるよ・・あの女の人、ボクたちに何をさせたいんだろうね・・どうする?兄さん」
自分を見下ろすアルフォンスを、エドワードは見上げる。
「どうするって、行くきゃっねえだろ。しゃーない、やっぱ錬金術で穴でも開けるか」
「だからダメだって。古い洞窟なんだし、ヘタなことすると、天井が崩れちゃう可能性があるよ」
「でも、他に方法なんてーー」
「ねえ、兄さん。さっきから気になってたんだけどーー」
アルフォンスは、扉に向き直る。
「あ?何が?」
「この扉、中央に丸い窪みがるよね」
扉の中心から、やや下方にある丸い窪みを指差した。
「あぁ、扉の模様にしては、不自然だな」
模様と云うより、錬成陣ーー
「もしかして、この窪みが扉を開くための仕掛けなんじゃない?例えば、ここに何かをはめ込むとか」
「だとしたら、この洞窟のどこかに、その何かが隠してあるかもしれないな。よし、探してみるか」
扉から離れ、幼い頃に遊んだ坑道へ向かう。
「ねえ、兄さん。誰がこんな事したんだろうね」
辺りを警戒しながら、アルフォンスが尋ねる。
エドワードはランプを翳したまま、振り返った。
「決まってんだろ。あの奥で、見られちゃ困る事をしているヤツさ」
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