第1章 リオール
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奇跡の業 2
銃を構えようとした男に、エドワードは殴り掛かった。
顔を殴られた衝撃で、灰色の服を着た男が、銃を落とす。
アルフォンスは、エドワードを背後に庇いながら、後の2人に対峙する。
同じく灰色の服を着た男と、2人に声を掛けた黒服の男が、アルフォンスに銃を向ける。
「ヤァッ!!」
アルフォンスは、一瞬低く構えると、弾みをつけて2人の間に突っ込んだ。
「うわあっ!」
「ヒィッ!」
吹っ飛ばされて、道に倒れる。
3人は、エドワードとアルフォンスの強さに逃げ出した。
「応援を呼ベ!」
走りながら、黒服が叫んだ。
「ーーったく、なんなんだ?アイツら」
呆気なく逃げ出した連中に、暴れ足りないと不満気な顔をした。
「レト教とかの信者じゃない?コーネロ様って、言ってたし。兄さん、神殿まで急ごうよ」
「そうだな。また、絡まれたら面倒だ」
3人が走り去った道を、エドワードとアルフォンスは歩き出した。
住宅街を抜けると、工場や作業場が建ち並ぶ場所へ出た。
工場からは何も聞こえず、広場の賑わいと打って変わり、人影もまばらだった。
その先には、神殿らしき建物が小さく見える。
「おっ!あれか!?」
「そうみたい。行こう、兄さん!」
「おう」
2人は走りだした。
その2人の前に、先程の男達がこちらに走って来る。
今度は、人数がかなり増えていた。道を塞ぐと、2人を睨み付けた。
「コイツら邪教の者どもに、生きる権利などない!神の御意志だ!殺せ!!」
信者の言葉に、エドワードは不快を露わにした。
「やっぱり、レト教の信者だね」
アルフォンスが呟くと、エドワードは
「アイツ、ふざけたこと言ってやがるな」
「ほんと。手加減無用だね」
それを聞いたエドワードは、呆れ顔をする。
「おまえ、手加減してたのか!?」
「うん、だって・・」
アルフォンスは、口籠もる。
「俺なんか、最初から全開だーーぜっ!!」
向かってくる男に、拳を叩き込んだ。
.
銃を構えようとした男に、エドワードは殴り掛かった。
顔を殴られた衝撃で、灰色の服を着た男が、銃を落とす。
アルフォンスは、エドワードを背後に庇いながら、後の2人に対峙する。
同じく灰色の服を着た男と、2人に声を掛けた黒服の男が、アルフォンスに銃を向ける。
「ヤァッ!!」
アルフォンスは、一瞬低く構えると、弾みをつけて2人の間に突っ込んだ。
「うわあっ!」
「ヒィッ!」
吹っ飛ばされて、道に倒れる。
3人は、エドワードとアルフォンスの強さに逃げ出した。
「応援を呼ベ!」
走りながら、黒服が叫んだ。
「ーーったく、なんなんだ?アイツら」
呆気なく逃げ出した連中に、暴れ足りないと不満気な顔をした。
「レト教とかの信者じゃない?コーネロ様って、言ってたし。兄さん、神殿まで急ごうよ」
「そうだな。また、絡まれたら面倒だ」
3人が走り去った道を、エドワードとアルフォンスは歩き出した。
住宅街を抜けると、工場や作業場が建ち並ぶ場所へ出た。
工場からは何も聞こえず、広場の賑わいと打って変わり、人影もまばらだった。
その先には、神殿らしき建物が小さく見える。
「おっ!あれか!?」
「そうみたい。行こう、兄さん!」
「おう」
2人は走りだした。
その2人の前に、先程の男達がこちらに走って来る。
今度は、人数がかなり増えていた。道を塞ぐと、2人を睨み付けた。
「コイツら邪教の者どもに、生きる権利などない!神の御意志だ!殺せ!!」
信者の言葉に、エドワードは不快を露わにした。
「やっぱり、レト教の信者だね」
アルフォンスが呟くと、エドワードは
「アイツ、ふざけたこと言ってやがるな」
「ほんと。手加減無用だね」
それを聞いたエドワードは、呆れ顔をする。
「おまえ、手加減してたのか!?」
「うん、だって・・」
アルフォンスは、口籠もる。
「俺なんか、最初から全開だーーぜっ!!」
向かってくる男に、拳を叩き込んだ。
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