第4章 故郷
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マリーゴールドがリオールでの説明を終える2人と、ウィンリィは大きく伸びをした。
「さ~てと、私はお風呂にでも入ろっと」
「こんな時にかい?」
訝し気に尋ねるピナコに、明るく返事をする。
「うん!少佐が守ってくれてんだから、大丈夫よ。マリィ、一緒に入らない?」
「私は・・後でいいわ。それまで、休んでてもいいかな?」
立ち尽くしていたマリーゴールドは、瞳を泳がせながら言った。
「ん。じゃあ、でたら声掛けるわね」
「うん・・ありがとう、ウィンリィ」
手を振ってバスルームに向かう彼女に、マリーゴールドも手を振り返した。
家を出ると、星明かりを頼りに夜道を歩いた。
「裏山の洞窟・・か。そういや、そんな場所もあったな」
道の途中で立ち止まり、エドワードは腕を組んだ。
「昔、あそこでよく遊んだよね。探検ゴッコしたり、かくれんぼしたりしてさ」
昔を懐かしむアルフォンスの声に、エドワードは微笑んだ。
「ウィンリィと3人で、秘密基地も作ったっけ」
「昔って言っても、つい数年前のことなのにね。
どうしてかな・・ひどく懐かしい気がするよ」
その僅か数年間で、廻りの環境も、自分たちの姿も、大きく変わってしまった。
変わらないのは、このリゼンブールの村と
ウィンリィとピナコの笑顔だけーー
「行こうぜ、アル。あの遊び場を、怪物なんかに渡した覚えはねーだろ?」
アルフォンスを見上げ、エドワードはニッと笑った。
昔と変わらぬ兄の笑顔に、アルフォンスは頷く。
「うん!」
「はあ~いいお湯だった」
首にタオルを掛けて、ウィンリィは階段を上った。
「マリィ~、お風呂空いたわよ~」
と、自分の部屋のドアを開ける。
エドワードたち3人は、一階の患者用のベッドを使っていたがマリーゴールドは、ウィンリィの部屋で寝泊まりしていた。
「マリィ、寝てるの?」
静かな部屋の中で、ウィンリィの声が響く。
「・・マリーゴールド?」
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