第4章 故郷
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アルフォンスに見送られて、エドワードとマリーゴールドは、ロックベル家をあとにした。
訪れた時に歩いた道の先を、肩を並べてのんびり歩く。
時折、ついて来たロックベル家の愛犬デンが、マリーゴールドに纏わりつく。
「デン!もうっ!」
ワンッワンッ!
「あはははっ!」
デンと戯れながら、小走りに走っていった。
すると、道から少し外れた場所で、#マリーゴールドが#しゃがみ込んだ。
エドワードは立ち止まる。
「お~い、マリィ・・何してんだ?」
しゃがんだまま、彼女は振り返った。
「キレイなお花が咲いてたから、エドのお母さんに」
彼女の気付かいに、フッと微笑んだ。
「そっか・・サンキュ」
花を手にしたマリーゴールドと、また歩き出す。
「あのね、私と同じ名前の花があるの」
しばらくすると、少しくすぐったそうに、マリーゴールドは話し出した。
「ヘェ・・そうなのか?」
「正確には、花の名前からつけたんだって。お母さんが」
道から外れた場所に、墓地が見えた。
「どんな花なんだ?マリーゴールドって」
「黄色とオレンジ色の小さい花だよ。公園とかに、沢山植わってる。丈夫なんだって」
その墓石を、どこか淋し気に、マリーゴールドは見た。
「逞しい花か?そっくりだな」
ニッと笑うエドワードに、マリーゴールドは頬を膨らませる。
「もお~~エド~~!!」
「ははっ、悪イ!ホントのこと言って」
マリーゴールドの怒った顔に、エドワードの頬が緩む。
ーー母さんの前でこんな風に笑うの、久しぶりだな
.
