第3章 イーストシティの怪
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おまけ
【オトコはつらいよ】
引き止められてベッドに入ったものの、隣りで眠るマリーゴールドが気になり、エドワードは眠ることが出来ないでいた。
「ん・・」
「ーー!!」
マリーゴールドが身じろいで、機械鎧の左腕に身を寄せた。
彼女の息が、耳にかかる。
思わず、抱きつかれた時の彼女の柔らかい身体の感触を思い出す。
《落ち着け、落ち着くんだ!エドワード・エルリック!!》
早くなる鼓動に、身体が緊張する。
だが治まる筈もなく、心臓は早鐘を鳴らし続けた。
「ーーーー」
「え?」
マリーゴールドが何か言った。
横を向いたエドワードの目に、彼女の寝顔が映る。
「なんだ、寝言か・・」
そのまま、マリーゴールドの顔を見つめた。
夢を見ているのだろうか。固く閉じられた瞼が時折、長い睫毛を揺らす。
まだしめっている洗い髪が、艶やかな頬に張り付いていた。
もぞもぞと寝返りをうって、頬の髪を指先でそっと除けた。
戻そうとした指が、マリーゴールドの唇を掠めた。
暗い部屋の中でもわかる、桃の花びらのような唇。
ふっくらとしたピンク色の唇がわずかに開き、今にも誘いをかけてきそうだった。
「・・・・」
触れてみたいと思った。
きっと 柔らかくて 甘くて
「兄さん、変なことしないでよ。ボクがここにいるんだからね」
ギクゥーーッ!!
背中に、怒気を含んだ声が刺さった。
エドワードの金髪が、ネコのように逆立つ。
「ばばば、バカなこと言うなよ!!俺は何もーー」
「ん・・」
「兄さん、大きい声出したら、マリィが起きちゃうよ!」
「あ、あぁ・・わりぃ」
ふたりは慌てて声を潜めた。
「それにしても、マリィどうしたんだろうね。あんなに怖がって・・」
「あぁ・・そうだな」
「暗がりに怯えている、子供みたいだった」
自分と同じ事を感じていたアルフォンスに、口元が緩んだ。
兄弟だなーー
そんな些細な事が、嬉しかった。
だ・がーー
今直面している問題は、解決するんだろうか?
エドワードは、ベッドの中で途方に暮れた。
終
【オトコはつらいよ】
引き止められてベッドに入ったものの、隣りで眠るマリーゴールドが気になり、エドワードは眠ることが出来ないでいた。
「ん・・」
「ーー!!」
マリーゴールドが身じろいで、機械鎧の左腕に身を寄せた。
彼女の息が、耳にかかる。
思わず、抱きつかれた時の彼女の柔らかい身体の感触を思い出す。
《落ち着け、落ち着くんだ!エドワード・エルリック!!》
早くなる鼓動に、身体が緊張する。
だが治まる筈もなく、心臓は早鐘を鳴らし続けた。
「ーーーー」
「え?」
マリーゴールドが何か言った。
横を向いたエドワードの目に、彼女の寝顔が映る。
「なんだ、寝言か・・」
そのまま、マリーゴールドの顔を見つめた。
夢を見ているのだろうか。固く閉じられた瞼が時折、長い睫毛を揺らす。
まだしめっている洗い髪が、艶やかな頬に張り付いていた。
もぞもぞと寝返りをうって、頬の髪を指先でそっと除けた。
戻そうとした指が、マリーゴールドの唇を掠めた。
暗い部屋の中でもわかる、桃の花びらのような唇。
ふっくらとしたピンク色の唇がわずかに開き、今にも誘いをかけてきそうだった。
「・・・・」
触れてみたいと思った。
きっと 柔らかくて 甘くて
「兄さん、変なことしないでよ。ボクがここにいるんだからね」
ギクゥーーッ!!
背中に、怒気を含んだ声が刺さった。
エドワードの金髪が、ネコのように逆立つ。
「ばばば、バカなこと言うなよ!!俺は何もーー」
「ん・・」
「兄さん、大きい声出したら、マリィが起きちゃうよ!」
「あ、あぁ・・わりぃ」
ふたりは慌てて声を潜めた。
「それにしても、マリィどうしたんだろうね。あんなに怖がって・・」
「あぁ・・そうだな」
「暗がりに怯えている、子供みたいだった」
自分と同じ事を感じていたアルフォンスに、口元が緩んだ。
兄弟だなーー
そんな些細な事が、嬉しかった。
だ・がーー
今直面している問題は、解決するんだろうか?
エドワードは、ベッドの中で途方に暮れた。
終
