第3章 イーストシティの怪
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ドアの向こうには、パジャマ姿のマリーゴールドが、俯いて立っていた。
「どうした?マリィ」
尋ると、彼女は俯いたまま答える。
「恐いの・・」
「恐いって、何が?」
唇がわずかに震えて、何か言いかけた。
だが、思い直したように口を噤み顔を上げる。
「エド、一緒に寝て・・」
「あぁいいぜ・・・って、いいいいっしょにぃぃぃいい!?」
「うん・・ダメ?」
縋るような眼差しに
「いや、その、マズくない・・けどやっぱマズい!!」
仮にも男だ。
慌てふためくエドワードを、マリーゴールドはじっと見つめる。
「マリィ・・」
子供のような瞳に、エドワードは諦めて笑う。
「わかったよ、今夜だけだぜ」
ドアを大きく開いた。
「ありがとう、エド!!」
「おやすみ、マリィ」
マリーゴールドがベッドに入ると、エドワードはソファーで寝ようとした。
「エド、行かないで!」
毛布の下から腕を伸ばし、エドワードの服を掴む。
「えっ!それはまずい・・・よ」
顔を赤らめて口ごもる。
「お願い・・」
「兄さん、隣りに寝てあげなよ」
黙って見ていたアルフォンスが言った。
「えっ!!」
驚いて自分を見るエドワードに、釘を刺すように付け加える。
「と・な・り・に・い・る・だ・け」
「あ、あぁ・・・そうだよな!あはははは」
冷めたアルフォンスの声に、エドワードは乾いた笑い声を上げた。
明かりを消してベッドに入るエドワードは、気のせいか少しガッカリしているように見えた。
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