第3章 イーストシティの怪
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【逢魔が時】
非常口の奥には、地上へ続くと思われる梯子があった。
錆びとカビでヌルつくその梯子に、エドワードは手を掛ける。
「兄さん、マリィはどうするの?」
「ん?置いてく。犯人がいるかもしれねえのに、連れて行けねえだろ」
「そうだね・・屋敷の中の方が安全だね」
納得したアルフォンスは、梯子に近づいた。
数時間前に厚い灰色の雲に覆われていた空は、大粒の雨を落としていた。
エドワードは、辺りを見渡す。
「うーん・・外に出てみたはいいけど、怪しいヤツは見当たらないな・・」
そこは荷置き場らしく、大小のコンテナや木箱が整然と並んでいた。
「ねえ兄さん。一度司令部に戻らない?大佐に、タッカーさんのことを報せなくちゃ。マリィも心配してるよ、きっと」
アルフォンスにそう言われ、暫く思案していたが
「そうだな・・そうするか」
エドワードは、濡れ始めた髪を掻き上げた。
二人がタッカー邸へと戻り掛けた時
「あ、いたいた!エドワードさん、エドワード・エルリックさん!!」
後ろから、呼び止められた。
ーーエドワード?エドワード・エルリックーー
「あぁ、無事で良かった!捜しましたよ!」
近づいて来たのは、黒い軍服の憲兵だった。
「あ?何?俺に用事?」
緊迫した顔の憲兵を、エドワードは不思議そうに見上げる。
アルフォンスも、少し不安げに立ち止まった。
憲兵は、エドワードに敬礼する。
国家錬金術師であるエドワードは、軍では少佐の地位になる。
憲兵は、自分よりはるかに年下のエドワードに敬語を使った。
「はい、至急司令部に戻れとのことです。連続殺人犯が、このーー」
「エドワード・エルリック。鋼の錬金術師―――」
「えっ?」
物陰から、男が現れた。
黒いサングラス、褐色の肌。
そして―――
.
非常口の奥には、地上へ続くと思われる梯子があった。
錆びとカビでヌルつくその梯子に、エドワードは手を掛ける。
「兄さん、マリィはどうするの?」
「ん?置いてく。犯人がいるかもしれねえのに、連れて行けねえだろ」
「そうだね・・屋敷の中の方が安全だね」
納得したアルフォンスは、梯子に近づいた。
数時間前に厚い灰色の雲に覆われていた空は、大粒の雨を落としていた。
エドワードは、辺りを見渡す。
「うーん・・外に出てみたはいいけど、怪しいヤツは見当たらないな・・」
そこは荷置き場らしく、大小のコンテナや木箱が整然と並んでいた。
「ねえ兄さん。一度司令部に戻らない?大佐に、タッカーさんのことを報せなくちゃ。マリィも心配してるよ、きっと」
アルフォンスにそう言われ、暫く思案していたが
「そうだな・・そうするか」
エドワードは、濡れ始めた髪を掻き上げた。
二人がタッカー邸へと戻り掛けた時
「あ、いたいた!エドワードさん、エドワード・エルリックさん!!」
後ろから、呼び止められた。
ーーエドワード?エドワード・エルリックーー
「あぁ、無事で良かった!捜しましたよ!」
近づいて来たのは、黒い軍服の憲兵だった。
「あ?何?俺に用事?」
緊迫した顔の憲兵を、エドワードは不思議そうに見上げる。
アルフォンスも、少し不安げに立ち止まった。
憲兵は、エドワードに敬礼する。
国家錬金術師であるエドワードは、軍では少佐の地位になる。
憲兵は、自分よりはるかに年下のエドワードに敬語を使った。
「はい、至急司令部に戻れとのことです。連続殺人犯が、このーー」
「エドワード・エルリック。鋼の錬金術師―――」
「えっ?」
物陰から、男が現れた。
黒いサングラス、褐色の肌。
そして―――
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