第3章 イーストシティの怪
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「やっぱり、誰もいないか・・」
入ってすぐ右手にある階段を見上げながら、エドワードは呟いた。2階にも、人の気配はなさそうだ。
左手にあるリビングも覗いたが、誰も居ない。
「家の中も、特に変わった様子もないし。ただ戸締まりを忘れて出掛けちゃっただけじゃない?」
あまり掃除をしていないのか、薄く埃の積もった廊下を奥へ進んだ。
突き当たりは、書斎になっていた。小さな図書館並みの、蔵書の数だ。
「凄い・・」
エドワードとアルフォンスは、棚を見て回る。
マリーゴールドも、つられて棚の蔵書を見上げた。
動物学、解剖学、組織学などの専門書が、所狭しと並んでいる。
背表紙を読んだだけで、マリーゴールドは目眩がした。
「・・難し過ぎる。わけ分かんない・・」
その時、ふと何かが鼻についた。
「ねえエド・・なんか匂わない?」
埃臭さとは別に、生臭い匂いがした。
マリーゴールドがそう言うと、エドワードはフンフンと鼻を鳴らし、匂いを嗅いだ。
「・・あぁ、匂うな」
鉄分を含んだ、覚えのある匂い。エドワードの顔が歪む。すると、アルフォンスの声がした。
「兄さん、マリィ、こっちに来て!!」
.
