第3章 イーストシティの怪
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「冗談はさておきーー」
「冗談かよ」
しれっと言い放つマスタングを、エドワードは睨みつけた。
「君たちに話しを聞いたのは、正解だったようだ」
「だな。怪物が実在するって事が分かっただけで、収穫だ。その線で、本格的に調査してみっか」
2人の様子に、エドワードはニヤリと笑う。
「これで、色々と、“貸し”が出来たね、大佐」
わざとらしく言うエドワードに、マスタングは苦笑いをする。
「君に貸しを作るのは、気色が悪い。いいだろう。何が望みだね?」
「さっすが♪話しが早いね」
リオールが空振りの今、少しでも手掛かりが欲しい。
自分たちの為だけでなく、マリーゴールドの為にもーーー
机に手をつき、身を乗り出す。
「この近辺で、生体錬成に詳しい錬金術師を、紹介してくれるかな?」
「ふむ・・生体錬成か…」
マスタングは、立ち上がった。
「確か、
歩きながら、記憶を手繰る。
書棚の前で立ち止まると、分厚いファイルを手に取った。中の書類をペラペラと捲る。
「これだーー“綴命の錬金術師”ショウ・タッカー。
2年前、人語を話す合成獣の錬成に成功して、国家錬金術師の資格を取った人物だ」
挟み込まれている書類を、ファイルごと机に置いた。
そこには、メガネを掛けた30前後の、陰気そうな男の写真が貼ってある。
3人は、それを覗き込んだ。
「人語を話すって・・人の言葉を喋るの!?合成獣が!?」
驚きのあまり、エドワードは大声で言った。
「そのようだね。私は、当時の担当ではないから、実物を見てはいないのだが。まあ、兎も角一度、会ってみるといい」
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