第3章 イーストシティの怪
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「しかし、怪物が本当にいるんだとしたら。そのコーネロって奴を、少し調べてみる必要があるな」
掴んだ手掛かりに、ヒューズは勢い込む。
「コーネロ教主は、今もリオールに居るんだな?」
マスタングの確認に、アルフォンスは言いにくそうに、口を開く。
「それが・・」
言い澱む弟に、エドワードが後を続けた。
「殺されたんだよ。俺たちの目の前で。地面に、吸い込まれていったんだ」
3人に甦る、その時の凶々しい情景。
地面に出来た黒い闇ーー
ヒトとは思えない容姿ーー
断末魔の悲鳴ーー
マリーゴールドは、身震いした。
せっかく掴んだ手掛かりの消失に、マスタングはエドワードを咎める。
「鋼の。そういう事は、すぐに報告したまえ」
「まあ、今日の所はいいじゃないか、ロイ。エド、アル、どういうことだ?」
取りなすヒューズに感謝の眼を向けて、アルフォンスが続けた。
「傍に、怪しい女の人がいて。その人の仕業だと思うんですけど・・詳しい事は、分からなくて」
「すぐにその人も、地面に溶けるように消えたんだ」
「溶けるように、なぁ・・」
3人の証言を疑うわけではないが、にわかには信じられない。ヒューズは、そんな顔をした。
「あ、そういえばーー」
考え込む2人を前に、エドワードは何やら思い出し、コートのポケットに手を入れた。
「なあ、大佐。この指輪、どう思う?」
広げた掌には、あの時手渡された、赤い指輪がのっていた。
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