第3章 イーストシティの怪
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娘の話をした時とは、別人のように顔が引き締まる。
「2人とも、“
「
エドワードは、アルフォンスと顔を見合わせる。
「その男は、国家錬金術師ばかりを狙った、殺人鬼だ」
「殺人鬼!?」
予想外の話に、2人は言葉を失う。
「素性、目的、ともに一切が不明。だが唯一、額に大きな傷がある。そのため、俺らは奴を、“
「その男と、ヒューズ中佐がここにいるのと、どういう関係が・・?」
その殺人鬼を、捕まえろとでも言うのだろうか。ヒューズの次の言葉を待つ。
「つい最近、ここイーストシティで、傷の男と思われる目撃情報があった。で、この件の担当が俺だったんで、セントラルからはるばるやって来たっつーワケだ」
「はあ」
「まあ、目撃情報と言っても、確実なものではない。額に傷のある男など、幾らでも居よう」
回りくどい言い方に、エドワードはイラつく。
「なんだそりゃ。結局、別人かも知れねえってことか」
「そう言うな、鋼の。本物の可能性だってある。まだ、手掛かりが少なすぎる。だから、今はひとつひとつ、目撃情報を洗っていくしかなかろう」
マスタングは、執務机の上で指を組んだ。
イーストシティでの目撃を理由に、セントラルから押し付けられたのかもしれない。
「で、国家錬金術師といえばーーエド、おめえも、傷の男に狙われる可能性があるわけだ。だから、くれぐれも気をつけろよ。
身の危険を感じたら、すぐに、俺かロイに連絡を入れろ」
いつもの軽い口調は消え、険しい物言いだ。
それだけ、事態は切迫しているのだろう。
「特に、今はなーー」
マスタングは、2人で旅をしていない事を言っているのだろう。
エドワードも、事態の深刻さは理解していたが
「へーい」
その深刻さが実感出来ず、気のない返事をした。
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