第2章 テロリスト
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門を下ろした事で水の流れが寸断され、先程通れなかった水路が、向こう側へ行けるようになった。
3人は下水道の中央部に引き返し、更に奥へ進んだ。
「兄さん、この先が最深部みたいだよ」
水路に、ポッカリ口を開けている闇の先を見る。その暗闇から、微かに響く音。
「ねえ、足音が聞こえるわ」
「アイツか!?」
エドワードに、緊張が走る。
「やっぱり・・先に、大佐に連絡した方がいいんじゃ」
慎重に事を運びたいアルフォンスは、エドワードに提案する。
「そんなの必要ないって。大体、その隙に逃げられちまうかもしれないだろ?それにーー」
エドワードは、ニヤリと笑う。
「大佐に、恩を売っとくのも悪くないしな」
そう、却下した。
最深部の汚水処理室へ、3人は踏み込んだ。
処理室の中央には、探していた眼帯の男が、出迎えるように立っていた。
「ネズミがいるとは聞いたがーーまさか、本当にこんなガキだったとはな」
眼光鋭く睨み付け、左腕を見せつけた。左腕は、ランチャーになっている。
「兄さん、あの人の腕ーー」
アルフォンスの囁きに、エドワードは人を喰った笑みを洩らす。
「おっ、機械鎧仲間?」
その態度に、不快を露わにする。
「ただのネズミでは、ないようだが‥それもここまでだ」
「あんたが、軍の車を爆破したんだろ?目的はなんだ?」
「お前らには、関係ない」
付け入る隙を与えない態度に、アルフォンスは下手に出てみる。
「ねえ、オジサン。大人しく捕まってくれたら、お互い痛い思いをせずに、済むんですけど」
「なめんなよ、ガキが!覚悟しやがれ!!」
アルフォンスの態度も、逆鱗に触れてしまった。
「残念、交渉決裂。アル、力ずくで捕まえるぞ!!マリィ、下がってろ!!」
エドワードは、両手を合わせる。
マリーゴールドは、今度はすぐに、エドワードたちから離れた。
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