第11章 石の記憶
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ん・・ここは・・?」
気が付くと、何もない真っ白な空間にいた。
「どこだ?俺はいったい・・はっ!」
隣で気を失っている、マリーゴールドの肩を揺する。
「 マリィ! マリィ !!」
「え・・あ・・エド・・」
気が付いた
マリーゴールドは、エドワードと同じく辺りを見渡す。
「ここはどこ?」
広いとも狭いともわからない、距離が掴めない場所に、赤い石が点々と浮かんでいる。
そこに、2人は立っていた。
「わからない。赤い石に触れたところまでは覚えてるんだがーー何だ?あの光は?」
「光?」
赤い石のひとつが、光りを放ち出した。
「行ってみよう」
「うん」
光りに導かれるように、二人は手を繋いで歩き出す。
傍へ来ると、石は益々輝きを増した。
「この光は・・」
エドワードは、石に掌をかざした。
.
