第10章 赤きエリクシルの悪魔
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通路を進んでは、長い階段を降りた。3度めの階段を降りた先に、細長い光りが見える。
けして充分な光量ではないが、薄暗い地下で、それは眩しく感じた。
傍まで歩くと、光りを遮っていたのは大きな扉だとわかった。
「どうしたの、兄さん」
光りの先を見詰め、エドワードは言う。
「この部屋ーー何かの気配を感じる」
エドワードの横でマリーゴールドが震える。
「マリィ?」
優しいアルフォンスの声が問うが、マリーゴールドは益々震えた。
「いるーーあのヒトが」
震える声に、エドワードは両の手を握り締めた。白い手袋がキツく擦れあう。
「ジャック・・クロウリー」
「うん」
頷いた後、震えを止めるように唇をキュッと結んだ。
もうすぐ終わる。終わらせなくてはいけない。
「いよいよだね」
「あいつの強さは、イヤって程思い知らされてる。だけど、やるしかない。マリィ、ここにいろ」
「でもーー」
「アイツは強い。だからーー」
#マリーゴール#ドは両手で2人の手を握る。
エドワードの左手を。アルフォンスの右手を。
互いの手を握り合い、3人は頷いた。
「わかったわ。絶対に止めて。エド、アル」
「うん」
「よし、行くぞ!」
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