第10章 赤きエリクシルの悪魔
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【銀弾の錬金術師】
「エルマーー」
赤い石の部屋で、恋人の名を呼んだ。
しかし、赤い石に滴り落ちる赤い雫以外、何も応える音はない。
「・・・倒したか」
リオールの洞窟で、エルマを追い詰めていた彼らだ。仕方があるまい。クロウリーは石を見つめる。
「また造り、蘇らせればいい。あの娘のように。刻はある。永遠にーーー」
赤い石が、クロウリーの言の葉を吸い取った。
そんなクロウリーの様子を、かつては玉座であったであろう椅子に座ったミイラが、見詰めていた。
「うっへ・・気持ちワリ・・」
エドワードは舌を出してウンザリした顔で言った。アルフォンスは呆れた様子で兄を見る。
「またあ?もういい加減慣れなよ」
「しょーがねえだろ・・この錬成陣の研究しようと思ったけど、やっぱやらねえ・・」
「はいはい。それよりこの場所、なんだか今までと雰囲気が違うね・・」
王妃の間も広かったが、今居る空間は、それとは比べ物にならないくらい広い。
建築物の中とは思えないほど高い天井は、夜の空とみまごうばかりだ。
石で作られた立体的な通路は、闇に吸い込まれている。
「・・声が反響してる」
僅かに響く自分たちの声を、マリーゴールドは聞き取った。
「地下に飛ばされたみたいだな」
「塔の地下?」
「アーレンさんが言ってた通りね。この塔は、地下の方が大きいって」
「あぁ。行くぞ」
「うん」
3人は、漆黒の闇へ続く通路を歩き出す。
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「エルマーー」
赤い石の部屋で、恋人の名を呼んだ。
しかし、赤い石に滴り落ちる赤い雫以外、何も応える音はない。
「・・・倒したか」
リオールの洞窟で、エルマを追い詰めていた彼らだ。仕方があるまい。クロウリーは石を見つめる。
「また造り、蘇らせればいい。あの娘のように。刻はある。永遠にーーー」
赤い石が、クロウリーの言の葉を吸い取った。
そんなクロウリーの様子を、かつては玉座であったであろう椅子に座ったミイラが、見詰めていた。
「うっへ・・気持ちワリ・・」
エドワードは舌を出してウンザリした顔で言った。アルフォンスは呆れた様子で兄を見る。
「またあ?もういい加減慣れなよ」
「しょーがねえだろ・・この錬成陣の研究しようと思ったけど、やっぱやらねえ・・」
「はいはい。それよりこの場所、なんだか今までと雰囲気が違うね・・」
王妃の間も広かったが、今居る空間は、それとは比べ物にならないくらい広い。
建築物の中とは思えないほど高い天井は、夜の空とみまごうばかりだ。
石で作られた立体的な通路は、闇に吸い込まれている。
「・・声が反響してる」
僅かに響く自分たちの声を、マリーゴールドは聞き取った。
「地下に飛ばされたみたいだな」
「塔の地下?」
「アーレンさんが言ってた通りね。この塔は、地下の方が大きいって」
「あぁ。行くぞ」
「うん」
3人は、漆黒の闇へ続く通路を歩き出す。
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