第7章 レビスの塔
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テントの中で、アーレンは忌々し気に、地面に拳を叩きつけた。
「くそっ!俺だけ、また逃げるわけにはいかねえんだよ!」
「アーレンさんーー」
アーレンは立ち上がると、入り口の前で振り返った。
「嬢ちゃんは、どうするんだ?」
「行きます」
「よし、脱け出すぞ」
「はい」
外の様子を伺うと、煙草をくゆらせて背中を向けて立っているハボックが見えた。
他の兵士は持ち場にいるのか、辺りには見あたらない。
2人はそっとテントを抜け出し、足音を立てずに後ろを通り抜ける。
「大佐、すんませんーーエド・・・わりぃ」
アーレンとマリーゴールドが塔に向かって走って行く後ろ姿を確認し、ハボックはため息混じりに呟いた。
橋を渡り塔に入ると、エドワードたちと同じく錬成陣の間に出た。
「転送の陣・・」
「これで、移動したようだな」
「私たちも行きましょう」
「あぁーーだが、発動するのか?術師がひとりで?」
さっきは国家錬金術師が3人と、それに匹敵する力の術師がいた。
マリーゴールドの力では、発動しないかもしれない。
アーレンの心配をよそに、マリーゴールドは歩き出す。
「大丈夫です。錬金術師なら、ふたりいます」
彼女が中央の錬成陣に立つと、3つの陣が光り出した。
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