第7章 レビスの塔
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エドワードが錬金術を発動すると、みるみるうちに橋が錬成された。
アームストロングは、感嘆の声を上げる。
「おおーーー!!」
「よし、上出来だ。じゃあ行くぞ。俺が、中を案内してやる」
「アーレンさん、中に入ったことあるんですか?」
「いいや、ない。だが、長年研究してきたんだ。粗方の事はわかる」
「いけませんぞ、アーレン殿。ここから先、更に危険が増すことは必至。おとなしくここで待っていてくだされ」
いの一番に橋を渡ろうとするアーレンの腕を、アームストロングの分厚く大きな掌が掴む。
「何だと!?バカを言うな!危険なら尚更!専門家の俺を同行させないで、どうするつもりだ」
「あなたの協力は感謝しております。だがこの先、命の保証は出来ない。あとは我々、軍の者にお任せを」
「何が軍だ。命の保証などいらん!お前らに、古代遺跡の何がわかる!クロウリーの何を知っている!」
マスタングの冷静な声音と眼差しに、アーレンは益々熱くなる。
「一般人を連れて行くわけにはいかん。余計な犠牲を増やさないためだ。 マリーゴールド、君もだ」
「・・・はい」
「行くぞ」
「こらっ待て。待たんかお前ら!!」
「ハボック、2人を安全な場所へ」
「了解っス」
ハボックと黒い軍服の兵士に挟まれ、アーレンは地団駄を踏む。
「じーさん、アイツは俺が必ず止めて見せる。だから、俺に任せてくれ。マリィーー」
「うんーー」
「ふざけるな!クロウリーを止めるのは、俺の役目だ!お前なんぞに任せられるか!」
「さ、行きましょう、アーレンさん」
喚いているアーレンを、ハボックと兵士は強引に引っ張って行く。
アーレンを宥めながら歩くハボックを、マスタングは呼び止める。
「ーーハボック」
「あ、ハイ」
ハボックは首を捻って顔を向けた。
「街に再びゴーレムどもが現れた時はーー必ず殲滅しろ。いいな、一体も残すな」
「・・・了解っス」
上官の命令に、歯切れの悪い返事を返した。
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