第6章 古の都
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階段を昇りきると、遺跡の中心に建つ塔への入り口があった。
その入り口の前に、いつの間に集まったのか、人々が低い唸り声を出しながらエドワードたちを睨んでいる。
「何なんだよ、コイツら。この先には行くなって、言いたいのか?」
「みんなで、遺跡を守ってるみたい」
「私たち、墓荒らしにでも思われているのかもしれないわね」
エドワードは盛大なため息をついた。
「なぁ、俺たちはそんなんじゃないって。頼むから、道をあけてくれよ」
懇願するものの、街の人々の態度は変わらない。
「だから、墓荒らしじゃなくてなあ!」
痺れを切らし、一歩前へ出る。
「あのなぁ!」
「待って、兄さん。様子が変だよ」
アルフォンスは、後ろからエドワードの肩を掴んで、引き留めた。
「ぁあ?」
「エド、この人たちーー」
「あぁ、前にもあったな。このパターン」
訝し気に呟いたその時ーー
叫び声を上げた人々の身体が、見る見るうちに黒く染まる。その姿に、全員が後退った。
「やっぱり!!!」
「ちくしょう!何なんだよ!!」
「ここは一旦退くわよ!!」
左右からも迫るゴーレムに、ホークアイは叫んだ。
「街の中に、どうしてゴーレムがいるんだよっ!!」
「ボクに訊いても知らないよ!!」
階段を駆け下り街に逃げ込むと、エドワードはのんびりと歩く街人の腕を掴んだ。
「おい!大変だぞ!向こうに、ゴーレムっていう化け物が現れたんだ!早くお前たちも避難ーー」
振り向いた街人の顔は、紛れもなくゴーレム。
「ギィヤアアアアアーー!!!!」
迫るゴーレムに飛び蹴りを喰らわせると、ホークアイが狙撃する。
その隙に、全員が走り出した。
「シャムシッドは、ゴーレムの街だったってこと!?」
「ここは、滅びた街なんだ。変だと思ったんだ!やっぱり、こういうことだったのか!!」
「わかってたなら、ハジメから言ってくれよな!じーさん!!」
今更のように言うアーレンに、エドワードは怒鳴った。
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