第6章 古の都
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景色がぐにゃりと揺らいだと思った刹那、目に映ったのは、先程とは違う街並み。
だが足元には、錬成陣の描かれた台座。
「うぇぇ・・・なんか、気持ち悪りぃ・・・」
乗り物酔いのような感覚に襲われ、エドワードは口を手で覆った。
「大丈夫?エド・・・やっぱり、身体に悪いんじゃ・・・」
「いや、大したことない・・」
背中をさするマリーゴールドに、青い顔で笑顔を向けた。
「しっかし、錬金術を応用して、移動手段にしちまうなんてな」
「古代文明の秘儀って、すごいよね」
エドワードとアルフォンスは、感嘆の声を上げる。
どうやらこの錬成陣は、交通の目的のためにあるようだ。
錬成陣から錬成陣へ、瞬時に移動出来る。
気分も良くなったのか、エドワードは辺りを見渡す。
「この件が片付いたら、一度、じっくり研究したいもんだ。んで、ここはどこだ?」
「シャムシッドの街の外には、出ていないみたいだけど」
「まず、中尉とじーさんを捜さねーとな。いきなり走り出しやがって。何考えてるんだ、あのじーさんは」
「アーレンさん、あの女の人のこと、知ってるみたいね」
名前も呼んでいたから、そうなのだろうーー
エドワードはガシガシと髪を掻く。
「ま、その話しは、2人と合流してからだ。ここに来てるならーーだけどな。とにかく、進んでみようぜ」
3人は歩き始めた。
人気のない街を進んでいくと、道端に見覚えのあるものを見つける。
「エド、あれ!」
「あのパイプは、確かじーさんの」
駆け寄ったマリーゴールドは、パイプを拾い上げる。
それをハンカチにくるむと、ポケットに入れた。
「やっぱり、 中尉とじーさんもこっちに来てるんだよ」
「よしっ、早く2人に追いつくぞ」
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