第5章 ボードワン
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「ーー君・・エドワード君・・・」
本の山に突っ伏して眠っていたエドワードは、肩を揺らされ、重い瞼を持ち上げた。
「ん・・何だよーーって、中尉!?」
声のする方に不機嫌な顔を向けると、間近にあった中尉の顔に驚く。
「しっーー静かに。グロースターさんが起きるわ」
アーレンの家は、1階にリビングとキッチンや風呂などの水回りがあり、2階を寝室にしていた。
ふた部屋ある寝室のひとつ――昔、ジャック・クロウリーが使っていたらしいーーで、ホークアイとマリーゴールドは休んでいた。
エドワードは、リビングの本を読み漁っているうちに、寝いってしまったらしい。
そこへ、アルフォンスが入って来る。
「ホークアイ中尉、家の周りにはいません」
「そう」
「中尉、何があったんだ?」
「マリィちゃんが、いないの」
「マリィが!?」
「ボク、起きてたのに、全然気づかなくて・・・」
家の中にいない事に気付き、エドワードを起こす間に、アルフォンスは近くを捜したのだろう。
急いでいた為か、いつもはキチンと結い上げてあるホークアイの長い髪は、落ち着いたブラウンの瞳の横でサラサラと揺れている。
青い上着も、黒いタートルネックのTシャツの肩に掛けただけだ。
「アルフォンス君は、ここに残って。グロースターさんひとりでは、万が一の時、危険だわ」
「はい」
「エドワード君も、無理しないでね」
「あぁ。中尉もな」
「えぇ」
家の前でそう指示を出し、銃を手にしたホークアイとエドワードは、夜の中へ歩いて行った。
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