第5章 ボードワン
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玄関を出るハボックに、ホークアイは敬礼する。
「まだ怪物がいるかもしれないわ、気をつけてね」
「はい。中尉も気をつけてーー」
ハボックは返礼した。そこへ、エドワードがやって来る。
「少尉、車まで一緒に行くよ」
そういうと、先に立って扉を開けた。
「エドワード君?」
ホークアイとハボックは、目を見開いた。
「ついでに、怪物が残ってないか見てくる」
「それなら、ボクも一緒にーー」
ついて来たアルフォンスが、ホークアイの後ろから言うが
「お前まで来ちまったら、万が一の時、マリィやじーさんを護るヤツがいないだろ」
「あ・・うん・・」
「すぐ戻って来る」
アルフォンスを説き伏せると、エドワードとハボックは家を出た。
すっかり陽が落ちた村道を、無言で歩く。
しばらくすると、錬成陣のある広場が見えた。
「ちょっと、一服するか」
立ち止まったハボックは、錬成陣を臨みながら、タバコを取り出す。
「エド、なんか話でもあるのか?」
「あ、うん・・」
顔を見ずに促すが、彼には珍しく歯切れが悪い。
「・・・マリィのことなんだ」
やっぱりなーー
くわえたタバコに火を着ける。
エドワードは、意を決したように口を開いた。
「大佐や少尉たちは、マリィを知ってるんだろ?」
「知ってるっていってもなあ・・・俺は名前と顔くらいしか・・・」
視界には、暗がりに浮かぶ、錬成陣と血痕。
ハボックは煙りを吐き出しながら、どう話せばいいか、暫し思案する。
やがて、徐に口を開いた。
「カールフェルトって村、知ってるか?」
「カールフェルト?」
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