第5章 ボードワン
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「ま、ヤツがじーさんの友達かどうか、ここで言い合ってもしょーがない。
問題なのは、ヤツがゴーレムを錬成してる目的が、何かってことだ」
行方不明者と、怪物のうわさ。
夥しい血痕の残った錬成陣。
その場所に現れる、謎の男。
錬成陣なしで発動する錬金術。
・・
ヤツも、あの扉を見た筈だーー
推測が、確信に変わる。
「小僧、どうしてそこまで、あいつのことを知りたがる。それを知って、どうする気だ」
「ヤツは、俺の故郷にも現れたんだ。この村と同じように、リゼンブールを襲う気だったのかもしれない。
それに、広場にあった錬成陣で何かを錬成した。村人を材料に、何かをーーな」
ゴーレムを錬成して村を襲ったことも問題だが、村人を材料に錬成したモノも気になる。
「あの男は、この村の大量殺人の重要な容疑者です。 他に関与していると思われる事件も、数多くあります。
軍としても、これ以上放って置くことは出来ません」
「・・・・・・」
殺人の容疑がかかっていると言われ、アーレンは言葉を失う。
「とにかく、ジャック・クロウリーを捜しましょう。彼の居場所に心当たりは?」
「クロウリーの居場所か・・・アイツは、シャムシッドの街にいるかもしれねぇな」
ホークアイの質問に、アーレンは壁に貼ってある、色褪せた1枚の写真に目をやった。
その写真には、茜色の夕陽に浮かぶ遺跡が写っている。
「シャムシッド?」
「レビス文明の王都の?」
「そうだ。大昔に滅び去った街だがな。今でも、辛うじて遺跡が残っている」
「シャムシッド・・ヤツはそこにいるんだな?中尉」
「そうね、居場所を確認しましょう。グロースターさん、案内をお願いできますか?」
大佐の判断を仰ぎたいところだが、手がかりを掴んだ以上、彼らが待てないだろう。
「ヤツに会いに行く気か?」
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