第5章 ボードワン
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炎を吐き出した怪物は、その巨体にそぐわぬ跳躍力で飛び上がった。
叩きつけた巨体の衝撃で、地面が揺れる。
「うわっ!」
かと思うと、見る間に起き上がり、鋭い爪で引き裂こうと前足を振り回す。
「アル!アイツをひっくり返すぞっ!!」
「わかった!」
動きを止めなければ、攻撃できない。
エドワードは両手を合わせ、地面につける。
怪物の真下の土が鉱物に錬成され、突起した。
それが怪物を跳ね飛ばして、仰向けにひっくり返す。
起き上がれずに、四つ足をジタバタさせる怪物に、ふたりは突進した。
「たあぁーー!!」
「このヤロー!!」
ーーキシャアアアアアァァァァ・・・
アルフォンスの拳とエドワードの鋼剣で、怪物は断末魔の悲鳴が上げながら、形をなくしていった。
力はあるが、強い衝撃には弱いようだ。
「よっし!やったぞ!!」
「ハボック少尉たちも、無事みたいだよ」
「それにしても、あんな大きな怪物までいるなんてーーん?」
鋼剣を戻すと、ふと、土の上でキラリと光るものが目についた。
それを、指先で摘み上げる。
「どうしたの?兄さん」
・・
「まただ・・・また、これが落ちていたぞ」
「あ、それって!」
エドワードの指先に光る赤い石の欠片に、アルフォンスが驚きの声を上げた。
カァーー
カァーー
アルフォンスに呼応するように、鴉が木々から飛び立った。
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