第5章 ボードワン
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広場まで戻って来ると、錬成陣の上に村人らしき男女が、3人立っていた。
「兄さん!あそこに人が!」
「ほんとだ!生存者がいたんだ!おーい、大丈夫かー!!」
エドワードたちは喜び勇んで駆け寄るが、ホークアイはじっと彼等を見つめる。
「・・?」
「あんたたち、よく無事だったな。安心しな、もう大丈夫だ」
「大丈夫でしたか?歩けますか?」
「ケガはありませんか?」
「・・・タス、ケテ・・」
彼等は、エドワードたちに空ろな目を向けて呟いた。
「3人とも、今すぐその人たちから離れて!」
背後から聞こえた声に、驚いて振り返った。
「えっ!?何いってんだよ中尉っ!?」
「ボクたちに助けを求めてるんですよ!?ほっとけるわけがーー」
「離れなさい!!!」
声を荒げて、エドワードとアルフォンスを遮った時だった。
「・・・ニンゲン・・コロス」
地の底から響くような声が、エドワードたちの耳に入った。
「えっ!?」
ーーアアアアアアァァァァッッ!!!!!
「うわわっ!これって、まさか!?」
「畜生!あん時と一緒か!!」
助けを求めたモノたちの身体が、見る見るうちに黒く変色していく。
リゼンブールで遭遇した怪物も、最初は人間の姿をしていた。
迂闊にもそれを忘れていたことに、歯噛みする。
「エド!アル!」
マリーゴールドは、剣を抜いた。
「マリィ!離れるなよ!!」
「うん!」
腕の先がサーベルになっている黒い怪物が、マリーゴールドに向かって来た。
「マリィ!」
エドワードがマリーゴールドの前に壁を錬成して防ごうとすると、怪物の胸に銃弾がめり込んだ。
それに怯んだ怪物を、マリーゴールドの湾刀が切り裂く。
「このっ!!」
「たあっーー!!」
アルフォンスは体当たりや回し蹴りで、怪物を倒す。
エドワードは両手を合わせると、右腕の機械鎧を鋼剣に変えた。
「させるかっ!!」
斬り込んできた怪物のサーベルを鋼剣で受け止めると、直ぐ様右のストレートをおみまいした。
声も立てずにグズグズと崩れ出す怪物に、安堵する。
「マリィ、中尉、無事か?」
「大丈夫よ」
「エドワード君こそ、ケガは?」
鋼剣を元に戻すと、エドワードの周りに集まって来た。
「呆気なかったね」
「コイツら、外見は不気味だけど、大して強くねえんだよな」
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