第5章 ボードワン
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「マスタング大佐、あのっーー!」
「君も、赤い石に興味があるのかね?」
「い、いえ・・」
皮肉にもとれる言い回しに、マリーゴールドは口ごもる。
「マリィ、手の空いた者にホテルまで送らせよう。隣室で待っていたまえ。
中尉、出立の準備をしたまえ。鋼の、くれぐれも無茶はするなよ」
「あ、あぁ」
リリリリリリリーー!!
話しが終わるのを待っていたように、電話のベルが鳴った。
マスタングは、4人を追い払う用に手を振る。
4人が出ていくと、受話器を取り上げた。
「私だ。・・ヒューズか。あぁ、大丈夫だ・・・・・・なんだって?」
受話器の向こうから聞こえてくる声に、驚きの声を上げる。
「・・・手間を取らせたな。あぁ、感謝する」
電話を切ると、机に肘を付いて指を組んだ。
「どういうことだ・・」
眉間に皺を寄せて考え込んでいたが、やおら立ち上がると部屋を出た。
「マリィ、ちょっと話がある」
扉を開けると、部屋に居合わせた部下たちが一斉に顔を上げる。
「マリィ?」
見渡すが、マリーゴールドの姿は見えない。すると、一番扉に近いデスクで書類を書いていたケイン・ヒュリー曹長が口を開く。
「マリィちゃんなら、コーヒーを淹れると言って、給湯室へ行きましたが・・」
「何?」
マスタングは踵を返すと、大股で廊下を歩く。
「マリーゴールド」
給湯室には誰も居らず、コーヒーを淹れた様子もなかった。
「しまった・・!!」
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