Lv4 レンのキミにーー
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ビサイドとの通信が切れると、ユウナたちは顔を見合わせた。
「青年同盟がゴタゴタ・・」
「シンラくん、青年同盟にもスフィアを置いたよね」
「・・繋ぐし」
しかし、映ったのは青年同盟ではなく
「キノコ岩街道ーーだね」
「青年同盟本部前のスフィアは、繋がらないし」
「え~」
「だから、テスト中だし」
「まあまあ、とりあえず、誰か居ないか見てみようよ」
モニターを眺めていると、ヤイバルがそれに気づき走ってくる。
「あっ!ユウナ様!」
ヤイバルの後ろに見える物々しいマキナに、眉をひそめる。
「また、魔物ですか?」
「ええと、未確認情報なんですがーーーベベルで不穏な動きがあるそうです。新エボン党の部隊が、出発準備を整えているらしくて・・
奴ら、盟主ヌージがいない隙をついて、攻撃してくる気なんですよ。でも、ご安心ください」
一瞬躊躇ったが、ひときわ高い声で続ける。
「奴らの好きにはさせません。攻め込まれる前に、こっちから攻撃してやります。準備が整い次第、ベベルへ進撃する予定です」
「でも、まだ攻めてくるって、はっきりしてないんですよね?」
「戦いは先手必勝ですからーーそれでは、失礼します」
走り去る背中に、複雑な想いが過る。
「なんか、思ってる以上にマズイ雰囲気だね」
「あぁ、ベベルの様子も見てみよう」
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