Lv3 因 よすが
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【繋がる先のーー】
キーリカの港に立つと、いつもとかわらない様子に、4人は少しホッとする。
「ここは平穏だな」
「うん」
「寺院に行く前に、ドナの所によってみない?何か知ってるかも。ダチさん、シンラ君、ここで待ってて」
「わかった」
「あらあらあら、何しに来たわけ?」
ドナの顔に、僅かに失望の色が浮かぶ。
「寺院に魔物が出たって、聞いたから」
「じっとしていられないんだ」
「えーと、そういうわけじゃなくて・・」
「魔物なんて、ほんとかどうか怪しいものよ」
「確認してないのか?」
「私は青年同盟派。寺院に入れてもらえると思う?」
「どーする?帰っちゃう?」
「一応、調べてみようか?」
「そうね」
「じゃあ、ドナ、またーー」
立ち去ろうとするユウナたちを、ドナは呼び止める。
「寺院には近付けないわよ。青年同盟が、森の入り口を封鎖してるから。寺院のやつらが、こっちへ来ないようにね。ま、当然の処置ね。おかげで、あいつの仏頂面もずいぶん見てないわ」
「仏頂面って・・バルテロ?」
「そう、新エボン党員だから、寺院にいるのよ。もちろん、もう関係ないんだけどね」
「無理しちゃって」
「何か言った?」
小さな言葉にも反応するドナが可愛らしく、リュックの顔が和らぐ。
「いえ、な~んにも」
「私たちが様子見てくるよ。寺院の魔物も気になるし」
「そんなに行きたいなら止めないけど。森への門は、通行止めなのよね」
「ドナ、手伝ってくれない?」
ニッコリと、アヤが言う。
「・・・わかったわ。私が門番を引き付けておきから、その隙に通ってちょうだい」
ドナはスタスタと先に行く。
「でた。アヤの、有無を言わさない必殺スマイル」
「リュック、何か言った?」
「いえ、なんにも!」
2人のやり取りに、笑いが起こる。
「でも、ドナも気になってたみたいだね」
「ダチとシンラ君を呼んでくるわ」
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キーリカの港に立つと、いつもとかわらない様子に、4人は少しホッとする。
「ここは平穏だな」
「うん」
「寺院に行く前に、ドナの所によってみない?何か知ってるかも。ダチさん、シンラ君、ここで待ってて」
「わかった」
「あらあらあら、何しに来たわけ?」
ドナの顔に、僅かに失望の色が浮かぶ。
「寺院に魔物が出たって、聞いたから」
「じっとしていられないんだ」
「えーと、そういうわけじゃなくて・・」
「魔物なんて、ほんとかどうか怪しいものよ」
「確認してないのか?」
「私は青年同盟派。寺院に入れてもらえると思う?」
「どーする?帰っちゃう?」
「一応、調べてみようか?」
「そうね」
「じゃあ、ドナ、またーー」
立ち去ろうとするユウナたちを、ドナは呼び止める。
「寺院には近付けないわよ。青年同盟が、森の入り口を封鎖してるから。寺院のやつらが、こっちへ来ないようにね。ま、当然の処置ね。おかげで、あいつの仏頂面もずいぶん見てないわ」
「仏頂面って・・バルテロ?」
「そう、新エボン党員だから、寺院にいるのよ。もちろん、もう関係ないんだけどね」
「無理しちゃって」
「何か言った?」
小さな言葉にも反応するドナが可愛らしく、リュックの顔が和らぐ。
「いえ、な~んにも」
「私たちが様子見てくるよ。寺院の魔物も気になるし」
「そんなに行きたいなら止めないけど。森への門は、通行止めなのよね」
「ドナ、手伝ってくれない?」
ニッコリと、アヤが言う。
「・・・わかったわ。私が門番を引き付けておきから、その隙に通ってちょうだい」
ドナはスタスタと先に行く。
「でた。アヤの、有無を言わさない必殺スマイル」
「リュック、何か言った?」
「いえ、なんにも!」
2人のやり取りに、笑いが起こる。
「でも、ドナも気になってたみたいだね」
「ダチとシンラ君を呼んでくるわ」
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