Lv3 因 よすが
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グアドサラムを抜け雷平原に入ると、シンラはウキウキと小走りする。
「シンラ君、どこにスフィアを置くの?」
「ボク、雷平原初めてだし。どこがいいかな」
「確か、
「うん、そこにする」
東屋に歩いていくと、小さな人影を見つける。
「旅行者かなぁ?」
その人影は、リアンとエイドだった。近づくと、2人もこちらに気付いた。
「ウロウロしてると危ないよ。ツノに雷、落っこちるかも」
リュックはおどけて言ったが、リアンとエイドはギョッとして顔を見合わせる。だが、すぐに頷き合い
「キマリ長老のツノを治す方法を探して、リアンとエイドは御山を下りました。その方法を探し出すまで、御山には戻れません」
「気持ちはわかるけど・・」
強引に連れて帰ることも出来るーーだが、彼らの意思も尊重してやりたい。
アヤが躊躇っていると
「こんな所で見つかるか?」
呆れて言うパインを肯定するがのごとく、雷が鳴る。
その音に一瞬首を竦めたリアンは、俯く。
「その通りです・・・ユウナ様、長老のツノを治す方法、どこに行けば見つかるでしょうか」
「う~ん・・・」
暫く考えるが、正直どこでどうすれば治るのか検討もつかない。
ツノを治す・・・治すには薬? 薬、薬、薬ーーーそうだ
「キーリカなら、何かあるかも。あそこは、薬草も豊富だし」
「そうかなぁ」
「とにかく、そこへ行ってみます。大召喚士様、ありがとうございました。エイド、行こう」
「うん」
2人の姿が見えなくなると、リュックが肩を竦める。
「子供相手に、テキトーなこと言っちゃダメだよ、ユウナんてば」
「ロンゾの長老は、あの子たちのこと心配してるんじゃないのか?」
「そうだけど・・・探さないと、納得しないと思って・・」
「キマリには心配かけるけど、その方がいいかもね」
と、アヤも賛同した。
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