Lv3 因 よすが
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ルカからホバークラフトで移動し、キノコ岩を登り、青年同盟の本部に足を踏み入れる。
すると、エルマの後ろ姿が見えた。
「カモメ団ですけど、魔物は?」
ユウナが声をかけると、エルマは振り返って笑顔を見せる。
「ご安心ください、ユウナ様。もう大丈夫です。一時は、本部の近くまで魔物に侵入されたんですがーージョゼ寺院にいるアルベド人たちのおかげで、退治できたんです」
「それ、ギップル?」
「あ、はい。このマキナも、彼らがーー」
後ろに居るアルベド族を振り返るーーが、何か思い出したのか
「そうそう、ギップルって人が妙なこと言ってましたよ。あんまり、ユウナ様を頼りすぎるなって」
「私?」
「新しい時代は、自分たちの力で守るもんだろーーとか」
そこへ、緊張した面持ちのルチルが現れる。
「ユウナ様、宜しいでしょうか。お尋ねしたいことがあります」
「はい、何でしょうルチルさん」
「ご承知と思いますが、我らの盟主、ヌージが消息を絶っております。ユウナ様、アヤ様、何かご存知ではないでしょうか?」
ユウナはアヤを見る。首を振るアヤ。
「すみません、確かなことは私たちにも・・・」
「そうですか」
肩を落として落胆する。
「どこかで会えたら、戻るように伝えます」
「助かります」
ルチルは丁寧に頭を下げた。
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