Lv2 永遠のナギ節
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突然、アニキが片手を上げて叫ぶ。
「カモメ団、集合!!」
ユウナたちは、取り合えずアニキの前に並んだ。
「あのな・・このスフィア、返そう」
「せっかく手に入れたのに?」
「激しくヤバすぎる!」
「手に入れた映像スフィアを、スピラの歴史研究のために提供する。それが、スフィアハンターの本来の姿だ」
ダチがアニキをフォローするが、棒読みだ。
「今さら初心に帰ってどうする?」
「ぶんどっておいて、ねえ?」
パインとリュックは反対するが、アニキは駄々をこね続ける。
「とにかく、こんなの持っていたくない。返すったら返す!」
「うん」
ユウナが即答した。
「いいの?」
「もう見たから」
「奪ったスフィアをノコノコ返しに行くってのも、相当みっともないよなぁ」
「お前が言うな!」
賛成したくせにと、睨む。
「カモメ団の評判もガタ落ちだ。特に、リーダーのな」
「やかましい!」
ダチを庇うパインにも、声を荒げた。
「暗い雰囲気になっちゃったな」
「パーっと気晴らしでもしたいよね」
「気晴らしねぇ」
「ユウナに踊ってもらうとか」
シンラの提案に、ユウナが目を丸くする。
「へ?」
「おおお!それだーっ!ユウナ、踊ってくれ。みんなのために、頼む~」
「リーダー命令らしいな」
パインがやれやれとユウナを見る。ユウナは、うんと頷くと
「体、動かそう!」
「やった!」
「でも、音はどうする?ないと淋しいよね」
「あ、それなら任せて」
アヤが自信満々に言った。
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