Lv1 空を駆ける船
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
グアドサラムに近い幻光河のほとりに、飛空挺は着水した。
グアドサラムに入ると、そこここに情報を求めてハンターたちがたむろしてしている。
それを横目で見ると、向こうもアヤに視線を送っていた。
グアド族が消え、ここにスフィアハンターたちが集い始めた頃は、アヤと組みたがりまとわりつくハンターも多かったが。
ルブラン一味や他のグループも出来、アヤ自身もカモメ団の一員となったりで、気楽に歩けるようになった。
「これも、アニキとダチのおかげかな」
情報屋の前に着くと、退屈そうにしている顔馴染みのハンターに手を上げ、中に入った。
金を払い、とっておきだと勿体つけて言われた情報を聞き、店を出る。
そのままシーモアが住んでいた屋敷の近くまで歩くと、通信機を取り出した。
ダチは、幻光河を映すモニターを見上げ、頭の後ろで手を組む。
「なあ、 アヤって、いつも独りでどこいってんだろうな」
「詮索するな。カッコ悪いぞ」
「そうだけどよ。 アヤみたいないい女が、独りで秘密めいたことしてたら、気になるだろうが」
そんなことを話していると、通信機がなる。
「お、噂をすればなんとやら。 アヤからスフィアの情報だ」
「どこにあるんだ?」
「ーーーーガガゼト?あぁ、あの遺跡か。ーーーわかった」
アニキは挺内マイクのスイッチを入れる。
「 アヤからスフィア情報あり!カモメ団、全員集合!」
艦内放送をユウナたちは立ち上がる。
「マスター、ご馳走さま!」
「美味しかったよ~」
口々に礼を言いエレベーターに乗り込む。
2年前も、スピラを旅した。
でも、こんなにワクワクと回るスピラは、まるで違う場所のようだ。
「アニキ~今度はどこ?」
「ガガゼトで発見された遺跡で、お宝スフィアの反応ありだ。もう向かってる」
「やった!」
リュックはユウナやパインとハイタッチをする。
「もう向かってるてことは・・ アヤさんは行かないの?」
「あぁ。なんかヤボ用があるってよ」
「そうなんだ・・」
「ユウナたちに任せるって言ってたぜ」
「よう~し、任された!」
「ガガゼトにしゅっぱーつ!!」
リュックが拳を振り上げると同時に、アニキもセルシウスのスピードを上げた。
.
