鋼の錬金術師 Sweet !Sweet ?Valentine
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本屋で面白そうな本を見つけたアルフォンスは、ウキウキと店を出た。
これで、今夜は独りでも退屈しないで済みそうだ。
「兄さんは、ボクに遠慮し過ぎなんだよ。
せっかく出来た彼女なのに、逃げられたらどうすんのさ。
いつまでも兄さんのお守りなんて、ボクはイヤーーあ、大佐!!」
ブツブツと独り言を言っていたアルフォンスは、両手に紙袋を持ったマスタングを見つけた。
マスタングもアルフォンスに気づき、近寄って来る。
「やあ、アルフォンス。独りかね?」
「はい、またカフェに連れて行って下さいよ」
挨拶代わりに交わすこの言葉も、もう何度めだろうか。
「ふっ・・いいだろう。ついて来たまえ」
「大佐、それ全部、バレンタインのプレゼントですか?」
前を歩くマスタングの紙袋を覗いて、アルフォンスが尋ねる。
「あぁ・・毎年お返しが大変でね」
「凄いなあ・・ボクも、貰ってみたい」
「幾ら貰っても、適わないさ。鋼のが貰う、プレゼントにはね・・」
「え?何か言いました?大佐」
アルフォンスを一瞥し、また、前を見る。
「いや・・何でもない」
「大佐は、誰かにあげたんですか?」
「あげたんだがね・・全然気づいて貰えなかったよ」
「えっ!?大佐があげたのに!!」
信じらんないと呟くアルフォンスに、マスタングは苦笑する。
「それだけ、彼女の想い人が魅力的なのだろう。悔しいがね」
交差点で、車をやり過ごす。
休日の人波は、まだ続きそうだ。
「ボクも、その人に会ってみたいな・・」
「そのうち、な」
どこか淋し気に、マスタングは言った。
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