鋼の錬金術師 Sweet !Sweet ?Valentine
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「ふわぁあああああ~~」
駅のベンチで、エドワードは大きな欠伸をした。
ホームの先では、線路の遙か彼方を見ていたアルフォンスがボヤいていた。
「早く来ないかな・・ねえ、兄さん?」
振り向くと、エドワードはだらしなく足を投げ出して、ウトウトしていた。
「今日は諦めて、ここに泊まるか…?ここんとこ、野宿だったし・・ベッドで寝てえ・・」
眠そうな顔でボヤくと、ガシャガシャと音を立てて、アルフォンスは引き返して来る。
「ダメだよ、兄さん!今日中にセントラルへ行かないと!!」
腰に手を当て、子供に小言を言う母親のように、上から見下ろした。
それを不服そうに、エドワードは見上げる。
「・・なんでだよ?」
「だって、今日はバレンタインデーじゃないか!!
アヒルさん、待ってるよ。兄さんのこと」
・・・分かってるよ、んなこと
エドワードは、唇を尖らせてそっぽを向いた。
国立中央図書館の第一分館で司書として働くアヒルと、想いを告げ合ったのは去年の秋。
そのことを報告した訳ではないが、アルフォンス始め、マスタングやその部下たちにはすぐに知れてしまった。
その後、報告書を提出しに訪れると、何かにつけてからかわれる。
アルフォンスは、イベントの度にセントラルへ行きたがる。
思うように会えない為、淋しがっているアヒルは喜んでいる。がーー
「ボク、駅員さんに列車が何時に来るか聞いてくるね!」
わたわたと走って行く弟の背中に、ため息をついた。
「気持ちは嬉しいんだけどよ・・もうちょっとさ・・・」
エドワードは、空を見上げた。
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