ビーチバレー
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不機嫌な恋人に、アヤは拗ねた口調で呟く。
「だって、お釣りを渡してくれないんだもん」
アーロンは、不意に立ち止まる。
上目づかいで見れば、恋人は耳まで紅くし呟いた。
「ビールが温くなるから、迎えに来ただけだ」
「・・ふ~ん」
また歩き出したアーロンに、アヤは黙ってついて行く。
ホントは、妬いてたんでしょ?
私が、アナタ以外の人に惹かれる筈ないのに
バカね
照れて後ろを見ないアーロンの広い背中を、アヤは嬉しそうに見つめた。
「あ~あ、ホット・ビールだな・・」
2人の様子に、ジェクトはため息をつく。
アヤは戻って来ると、ジェクトにビールを手渡した。
残りは、アーロンがクーラーボックスに入れる。
「ゴメンね、遅くなって」
横に立つアヤに、ジェクトは視線を向ける。
「アヤもいっそのこと、わけえのに乗り換えたらどうだ?」
「えっ?」
「オッサンと付き合ってても、つまんねえだろ?」
「俺より年上のキサマが言うな!」
早速はじまる口喧嘩に、アヤは苦笑する。
「ジェクトこそ、カワイイ子をナンパしてきたら?」
ブラスカにも手渡す。
ありがとうと礼を言うブラスカに、アヤは微笑む。
「ん~?そうだな・・まあ、目の保養は結構出来てるんだが・・」
水着で覆われた胸が作る丸い谷間に、口元がイヤらしく上がる。
細いウエスト。裾から覗く、柔らかそうな臀部。
弾けそうな肌の太もも。
普段あまり露出しないアヤの肢体に、ジェクトはサングラスの奥から、不遠慮な視線を送った。
「ぶわっ!?」
アヤのプロポーションを楽しんでいると、顔にタオルを投げつけられた。
「なにすんだよ!!アーロン!!」
「いやらしい目で、アヤを見るな」
「いいじゃねえか、減るもんじゃあるまいし」
「汚れる」
「てめっ!人をバイキンみたいに言うんじゃねえ!!」
顔にぶつけられたタオルを払いのけ、ジェクトはガバっと体を起こす。
「いい加減にしないか、2人とも。喧嘩をしていると、アヤの水着姿は私独りで楽しんでしまうよ」
アヤは顔を紅くする。
「もう、ブラスカ!」
「ははははは」
ブラスカは笑うと、少し温くなったビールをひとくち飲んだ。
「ブ、ブラスカ・・」
爽やかに言うブラスカに、2人は肩を落とす。
か、叶わねえ・・
この、爽やかエロ召喚士には・・・
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