それは、束の間の・・・
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寺院に着くと、慌てた様子で僧官が走って来る。
「アヤ様!ベベル寺院から、キノック老師の使いの方が見えております。お急ぎ下さい」
「え?キノックの?」
アヤは驚いて、足早に寺院の中へ入った。
寺院の者以外、立ち入り禁止の部屋で、使いは待っていた。
質素な広間と違い、贅沢な調度品が目を引く。
ベベル寺院に比べたら、ある意味、かわいい物だが。
「ルカへですか?」
突然の変更に、アヤは、またかと渋い顔をした。
「今回は、シーモア老師も御一緒です」
まだ寺院に仕えている以上、命令は絶対だ。
アヤは、ため息混じりに、承諾の返事をする。
「わかりました。あの、キノック老師に、伝えていただきたい事があるのですが」
「承ります」
僧官は、頭を下げる。
キーリカ寺院に、ひとりの召喚士が入って来た。
筋肉逞しい、ガードを連れている。
「なんか、騒がしいわね」
訪れた人々が、集まって何やら、噂をしている。
「何なの?」
腰に手を当てて、広間を見渡した。
その中のひとりに近づいて、話し掛ける。
「ねえ、ちょっと。何の騒ぎなの?」
「伝説のガードの、アヤ様がいらしてるんだよ」
「へぇ~、アヤ様が?」
「ドナ、アーロンさんも、一緒かな?」
隣にいる男が、目を輝かす。召喚士の名は、ドナと云うらしい。
「あぁ、アーロン様のファンだものね。アヤ様に聞いてみたら?バルテロ」
バルテロと呼ばれた男は、嬉しそうに頷いた。
広間で待つことにしたが、バルテロは、ソワソワと落ち着かない。
「少しは、じっとしなさいよ。みっともないわね」
ドナは、呆れた顔で言った。
「でも、ドナーー」
その時、奥からアヤが姿を見せた。
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